今年度で閉校の上杉小学校 最後の卒業式
今年度で閉校する上越市立上杉小学校で最後の卒業式が14日に開かれ、6人が学び舎をあとにしました。
上杉小学校は児童の減少に伴い今年度で閉校し、同じ三和区内の美守小学校、里公小学校と統合されて123年の歴史に幕を下ろします。
最後の卒業式では卒業生6人が1人ずつ名前を呼ばれたあと、中嶋里子校長から卒業証書を受け取りました。このあと、卒業生が小学校での思い出と中学校での目標を発表しました。
卒業生
「友だちと笑顔で過ごす毎日が心に強く残っている。中学校では勉強も難しくなり、これまで通りにいかないかもしれない。だから楽しさだけを求めるのではなく、挑戦することを大切にしていきたい」
「中学へ行ったら勉強を頑張りたい」
「何気ない日常が一番楽しかった。みんなとたくさん話せたし、先生にもたくさん注意されたけど楽しかった」
中嶋校長
「自分のできることに精一杯取り組み、自分らしさを発揮してほしい。失敗もあり、迷惑をかけることもあるかと思うがお互い様であり、寛容さ、しなやかな感性、温もりを持ち続けてほしい」
最後は全校児童43人で「大空がむかえる朝」を合唱しました。
上杉小学校の在校生は里公小学校の校舎を利用して、4月9日(水)に開校する三和小学校に通います。三和区で閉校する美守・里公小学校の卒業式は、いずれも3月18日(火)に行なわれます。
今年度閉校する三和区の3つの小学校と諏訪小学校の卒業式は「こどもコウキシン!」で4月8日(火)からお伝えします。
こどもコウキシン!
■放送時間:(火)(木)17:30~、20:00~、23:00~(土)12:00~
■上杉小学校「卒業式」:4月8日(火)~