座間の広報、デジタル強化 紙面は月2回から1回に
座間市の「広報ざま」がデジタル化の一環で、7月から現在の月2回発行(各8ページ)から月1回発行(12ページ)に変わる。
昨年7月に広報についてのアンケートを行った結果「デジタルメディアから情報を受け取りたい」という希望が6割を超えたことをうけ、情報発信をリニューアルすることにした。
座間市はLINEでの発信を2021年から始め、現在市の人口13万人に近い約10万5千人が登録している。読者の関心ジャンルに合わせた配信ができるのが特長。これまでLINEでは1度の配信で1件の情報発信だったものを、4件ほどに増やし「ZAMANEWS」として試行配信している。
紙面は新聞折込や希望者への配送、公共施設への配架で月2回発行していたものを月初の1回にすることで、年間約600万円の経費節減につなげる。
紙面のページ数は増やし、デザインなどの面で民間の広報紙アドバイザー、坂口左和士氏と牧野妙子氏のアドバイスを受けた。その成果が7月の発行号から反映される。紙面では人物紹介などのコーナーなども新設。これまでより写真もふんだんに使うという。