鶴見消防団 県消防操法大会で3位に 最優秀選手賞の受賞も
鶴見消防団第8分団(片桐健一分団長)が、7月27日に行われた神奈川県消防操法大会の小型ポンプ操法の部で3位の好成績を収めた。
県総合防災センター=厚木市=で開かれた同大会。同分団は昨年11月に行われた横浜市の消防操法技術訓練会で優勝し、市代表として県大会への出場権を得ていた。
区内8つの分団のうち、北寺尾や獅子ヶ谷、馬場地域などを担当する第8分団。今大会には、同分団から星野大輝さん、佐々木裕美さん、新井一哉さん、上野和巳さん、小野寺良成さん、綿貫功一さんの6人が出場した。
2種目の操法競技のうち、同分団が出場したのは小型ポンプ操法の部。水槽から1本20mほどの管を3本繋いで放水し、的を倒すまでの時間を競う。同部には県内から19隊が出場した。
今大会に向け、週3回の訓練を重ねてきた同分団。当日は同分団だけでなく、鶴見消防団からも多くの団員が応援に駆けつけた。そして、競技では団員たちがキレのある動きやスムーズな連携を披露。結果は1歩及ばず3位となったが、前回大会の8位から大きく順位を上げた。また、同分団の佐々木さんは1番員の役割で最優秀選手賞を受賞した。
片桐分団長は「団員一丸となって訓練に取り組んできたからこその結果で、最善を尽くせた。災害や火災発生時も訓練同様に連携を取り、地域を守りたい」と語った。