崎陽軒 北陸新幹線開業1周年祝い、福井の名産詰まった「炒飯弁当」を販売 2月27日から予約受付
崎陽軒は福井県と共同で、北陸新幹線福井・敦賀(つるが)開業1周年を記念した「ふくい名水サーモン炒飯弁当」(1200円)を、3月7日(金)から16日(日)まで販売する。
崎陽軒は、2022年7月に福井県と相互協力協定を締結。これまでも福井県産食材を活用した弁当や菓子の開発販売を通じて、同県の魅力を発信してきた。
3年目のコラボレーションとなる今回の弁当は、崎陽軒でシウマイ弁当に次ぐ人気商品「炒飯弁当」をベースに開発。メインの炒飯には、福井県を流れる九頭竜川源流の名水で育てられた「ふくい名水サーモン」を使用した。おかずには郷土料理「へしこ」のぬかをアレンジしたポテトサラダや、硬めに炊き上げた煮豆も入り、福井県の魅力が詰まった一品になっている。また、掛け紙には恐竜王国である福井県にちなんでカラフルな恐竜のイラストが描かれ、裏には福井県の名産や名所が紹介されている。
杉本達治福井県知事はビデオメッセージの中で「福井の食材を生かして大変美味しく仕上げていただいた。大人気になること間違いなし」と太鼓判を押し、「崎陽軒ファンをはじめ多くの方に福井の魅力を味わっていただき、北陸新幹線で福井に足を運んでほしい」と話した。
同社の野並晃社長は、「その土地の名物を盛り込むのが駅弁。(コラボレーションは)新たなチャレンジの機会にもなっている。今後も崎陽軒の知見を生かし、それぞれの地域が盛り上がるような取組を行っていけたら」と話した。
2月27日(木)10時から同社公式サイトと神奈川・東京エリアを中心とした約150店舗で予約販売がスタートするほか、3月7日から一部直営店舗では店頭販売も行われる。また同社の通信販売では期間限定で、冷凍商品「おうちで駅弁シリーズ」バージョンの「ふくい名水サーモン炒飯弁当」(830円)を販売。