【八街市】ジュニア司書とマイスターが誕生!読む力、本と出会う喜びを広める読書リーダー
11月12日、八街市立図書館で「読書リーダー」育成を目的とした「ジュニア司書養成講座」を受講した7人のジュニア司書と3人のジュニア司書マイスターの認定式が行われました。
読書リーダーを育成 養成講座を毎年開催
八街市立図書館では、中学生が司書としての知識や技術を学びながら、読書の楽しさや素晴らしさを学校や家庭に広める「読書リーダー」育成を目的とし、市全体の読書普及・図書館および移動図書館の利用促進を図りたいとの思いから、「ジュニア司書養成講座」を毎年、7月~8月に開講しています。
ジュニア司書は養成講座を受講した八街市内の中学生が認定されるもので、八街市立図書館の貸出や返却業務、おはなし会などといったボランティア活動を行っています。
また、ジュニア司書マイスターは高校卒業後も活動継続を希望した場合に認定されるもので、以後社会人になっても活動できます。
計10人のジュニア司書とマイスター誕生
令和5(2023)年度のジュニア司書・マイスター認定式が、11月12日に八街市立図書館内視聴覚ホールで行われ、認定証を授与されました。
本年度、新たにジュニア司書となった山本心音さんは「中学1年の時からジュニア司書に憧れていた。養成講座で読み聞かせなどに挑戦し、とても充実した夏休みだった」と喜びを語りました。
また、中学2年生でジュニア司書となり、本年度からジュニア司書マイスターになった大川雫さんは、「ジュニア司書の活動で人と関わったことが良い経験になり、自身の成長にもつながった」と振り返り、活動への意欲に満ちた様子でした。
図書館は「講座で学んだことを生かし、家族や友達におすすめ本を紹介するなど、家庭・学校・地域で長く活動してほしい。」とジュニア司書たちの今後に期待を寄せています。
本の魅力を次世代につなぐ、ジュニア司書たちの活動に注目です。(取材・執筆/こたけ雫)
※問い合わせ 電話番号/043-444-4946 八街市立図書館