名張高にテーブル7台寄贈 シンキ配送の私募債受け 南都銀
南都銀行(本店・奈良市)は9月4日、三重県名張市西田原の物流会社「シンキ配送」が発行する私募債を受託し、テーブル7台を同市東町の県立名張高校(松﨑隆尚校長)に寄贈した。
発行手数料の一部を地域貢献に役立てる「SDGs私募債」の仕組みを活用。同高の卒業生が同社に就職している縁から、4年連続で寄贈先に選んだ。昨年までにテーブル11台と椅子12脚、ノートパソコン1台を贈っている。
今回のテーブルは前年と同じく、生徒たちが自習や休憩で使う2階の「トマトルーム」に設置した。
この日、同ルームで開かれた寄贈式で、同行名張支店の下川哲也支店長と同社の中西律夫代表取締役が、生徒会長で3年の辻幸成さん(17)に目録を手渡した。辻さんは「テーブルが新しくなり、より気持ちよく使える。長く大切に使っていきたい」と話した。