「クイックルハンディ」の寿命がのびる“掃除後のひと手間”「やらないと損!」「使用後にやってみよう」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。家中のホコリを落とすのに便利な「クイックルハンディ」。さっとなでるだけでホコリを吸着してくれる、便利なお掃除グッズです。しかし、基本的には“使い捨て”。すぐに捨てるのはもったいない気がします。そこで今回は、わたしが実践している「クイックルハンディが長持ちする」掃除後のひと手間をご紹介します。
クイックルハンディは水洗いNG
クイックルハンディのシートは、汚れたら取り替えて使用します。ぞうきんのように、汚れも洗えば繰り返し使えそうな感じもしますが……。じつは水洗いできません。
試しに水洗いしたことがあるのですが、繊維が抜けたり落ちたりして、とても再利用はできる状態ではありませんでした。
クイックルハンディは吸着力が強いため、水で洗い流しても付着したホコリは落ちません。
そもそも水濡れ厳禁の素材を使用しているため、洗って使いまわしは避けた方が無難です。
クイックルハンディを長持ちさせるコツ
水洗いできないとなれば、洗う以外の方法でくふうするしかありません。参考までに、わたしが“掃除を終えた後”に行っている「長持ちするコツ」をお伝えします。
1.掃除機でホコリを吸い取る
シートについたホコリを掃除機で吸い取ると、クイックルハンディが少しきれいになります。ホコリまみれになっても3~4割は落ちているので、掃除機で吸うのと吸わないのとでは、クイックルハンディの寿命に差がでますよ。
2.屋外でホコリをはたく
クイックルハンディをはたいてホコリを落とすのもひとつ。ただし、かなりホコリが舞うので屋内ではなく屋外で行ってください。
ホコリが舞うのが気になる方は、クイックルハンディにポリ袋をかぶせた状態で振っても◎。
汚れたらシートを取り替えて
クイックルハンディは使い捨て前提の掃除グッズですので、ホコリを落としながら使ってもしだいに汚れます。
わたしは、シートがホコリまみれになったり、元の色(紫)が黒ずんできたりしたら”替えどき”と判断しています。
掃除後にひと手間かけて、少しでも多くのホコリを取りのぞいてください。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア