フレッシュな桃を味わう贅沢パフェ♪神戸市西区の『RAWZEN FARMS CAFE』 神戸市
神戸市西区にある古民家カフェ『RAWZEN FARMS CAFE』。メニューに薬膳を取り入れており、地元の新鮮野菜を味わえるランチを以前に紹介しています。この夏、桃が主役の「パフェ」が提供されていると聞き、訪問してきました。
地下鉄伊川谷駅から車で5分、西区前開ののどかな田園風景を見守るように佇みます。
築120年の古民家をリノベーションした同店。古民家の良さが残るレトロと現代が融合したおしゃれな雰囲気は非日常的で、ここでしか味わえない世界観。
店内は木を基調とした造りで、心がほっとするような温もりと落ち着きを感じます。大きな窓から庭の季節の移ろいも楽しめます。
お目当ての「桃の白ワインコンポート大人のミニパフェ」が登場!上から桃のコンポート、桃のサングリアソルベ、バニラアイス、紅茶シフォンケーキ、胡桃のハニーグラノーラ、パンナコッタで構成されています。
コンポートを一口食べ、桃そのものの味わいに驚き!桃の甘さが活きている!瑞々しくジューシーな果肉からは新鮮さがが伝わってきます。地元西区でもぎとられたばかりの桃を使用しているそう。そして心地良く香る白ワインの風味がちょっぴり大人の雰囲気。
こちらのパフェはグルテンフリー♪シフォンケーキにも米粉を使用しています。そのケーキは、口溶け良く、紅茶の香りがふわ~と広がり桃との相性抜群!
「ミニって言っていいの?」と思うほど満足感たっぷりのパフェ♪夏の暑さもとれ、幸せなひととき。
国際中医薬膳師の資格をもつ料理長の與那嶺さんに話を伺うと「体を冷やさない」という薬膳の考えから、このパフェを作られたそう。パフェの冷たさで体表面の熱をとるけれど、食材は体の芯を温めるものや冷やさないものを中心に使う。食べると胃にすっと入り、心地よく心もお腹も満たされたのはそのおかげかも。
さらに桃本来の味を活かし、調味料は控えめ。「食べて罪悪感のないものを」とのこと。
食後にいただいた薬膳茶。漢方のような味を想像しましたが、全く違いました。苦さはなく、豊かな香りが広がり温かさが体にしみわたる。心身がすぅーっと落ち着くのを感じます。
薬膳の目的は病気を未然に防ぐこと。そして毎日積み重ねることに意味がある。ここの食事から得た食材の効能や食べ方を持ち帰り、家庭でも取り入れてほしいという想いから、ランチなどに使う食材は家庭でも手に入りやすいものが中心。
「薬膳の考えを広めて健康寿命の延伸、そして地域の継続に繋げる」という大きな志を掲げているそうです。
メニューで気になった「KOBE Craft ZEN Soda」。味はクラフトジンジャーエールに近いそう。冷たさで体の熱をとりつつ、ブレンドした10種類の生薬が身体の芯を温める。冷え性の筆者にぴったりなドリンク!
8月には夏休み中のお子様向けに「自家製ローゼンプリンパフェ」の提供も始まるそうです。
美味しいのはもちろん、罪悪感なく味わえ、涼やかで身体に優しく、地元の新鮮な果物を味わえる!まさに一挙両得どころか五得のパフェ♪季節ごとにパフェの内容を変えて提供しているそうなので、次のパフェも楽しみでたまりません。
場所
RAWZEN FARMS CAFE(ローゼンファームズカフェ)
(神戸市西区伊川谷町前開1825)
営業時間
<ランチ>
1部 11:00~、2部 13:00~
<カフェ>
15:00~17:00(L.O.16:00)
定休日
月曜日、火曜日
※月曜日が祝日の場合は営業し、火曜日、水曜日が定休となります
駐車場
あり