SkyDriveと大阪メトロが「大阪ダイヤモンドルート構想」発表 万博後の空飛ぶクルマ社会実装を見据え、4つのエリアを選定
「空飛ぶクルマ」を開発するSkyDrive(愛知県豊田市)と大阪市高速電気軌道(大阪府大阪市、以下Osaka Metro)が17日、「大阪ダイヤモンドルート構想」を発表しました。
両社は空飛ぶクルマの社会実装を目指し、2025年大阪・関西万博後の大阪エリアでの空飛ぶクルマを用いた事業化に向けた検討を行うことを目的に、2024年8月に業務提携契約を締結。Osaka Metroは2024年10月に「空飛ぶクルマ推進室」を社長直下で設置し、両社でニーズ調査や離着陸場候補地等に関する検討を重ねてきました。
選ばれたのは「新大阪・梅田」「森之宮」「天王寺・阿倍野」「ベイエリア」の4つのエリアです。大阪の景観美があり、主要観光地へのアクセスもスムーズ。空飛ぶクルマを利用すれば、パーソナルな空間で空からの眺めを楽しめるだけでなく、移動時間そのものを特別な体験として味わうことができます。
2028年を目途に森之宮エリアでのサービス開始を目指し、2030年以降に向けて、サービスの順次拡大を検討していきます。
(画像提供:SkyDrive)