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「節電タップ」の意外と知らない“NGな使い方”「タコ足配線やってた…」「事故につながることも」

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「節電タップ」の意外と知らない“NGな使い方”「タコ足配線やってた…」「事故につながることも」

ひとつの電源から複数の電源を使えるうえに、スイッチひとつで待機電力もカットできる「節電タップ」。きっと自宅で愛用している方も少なくないと思いますが、使い方を誤ると事故につながるリスクがあります。ここでは、うっかりやりがちな「節電タップのNGな使い方」をご紹介します。

ホコリの多い場所に置く

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節電タップにホコリが溜まると、トラッキング現象を引き起こす場合があります。コンセント内にホコリが入り込んだことが原因で、火災が発生することも……。
節電タップは電源が多いため、通常のコンセント以上にホコリ対策が必要です。
ホコリが溜まらないよう、こまめに確認・お手入れしましょう。床などの低い位置に置くのを避けるほか、ふた付きの節電タップを使うのもおすすめです。

水気の多い場所に置く

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洗面所などの水まわりで節電タップを使うと、危険をともないます。ホコリが湿気を含んだことが引き金となり、トラッキング火災が起きる可能性があります。
そのため、キッチンや洗面所など水気・湿気の多い場所には節電タップを設置しないよう気をつけましょう。

定格電流を超えて使う

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差し込み口が多い節電タップほど気をつけたいのが、「タコ足配線」。節電タップを使うこと自体は問題ないのですが、“定格電流を守ること“が前提となります。
定格電流とは、コンセントを安全に使用できる電流を差すもの。定格電流は節電タップごとに違いがあり、その数値を超えて使ってはいけません。
定格電流が15Aの節電タップに対し、アイロン(12A)とドライヤー(12A)をつないで同時に使うと、定格電流を超えてしまいます。

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その結果、加熱によって火災するケースもあるため、非常に危険です。
節電タップを使用する際は、定格電流を超えないよう意識するとともに、電流値の高い家電は使わないよう意識してください。

節電タップは使用方法と場所を守って

暮らしに役立つ節電タップですが、使い方や設置場所によっては発火・火災のリスクを生じる場合があります。
今一度ただしく使えているかどうか確認して、家電火災を防ぎましょう。

三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア

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