Draganfly、新型ドローン「APEX」を発表。最大45分の飛行時間と2kg以上のペイロードでありながら高い携帯性
DraganflyのAPEX UAVは、同社のCommander 3XLのコンパクトで持ち運びが容易なバージョンを求める世界的な需要に応えるために開発された
軍や法執行機関からのフィードバックを取り入れたAPEXドローンは、折りたたみ設計で高い携帯性とモジュール性を持ちながら、性能を犠牲にしない汎用性と強力なソリューションを提供する。北米で設計・製造され、政府や軍事用途の高い基準に基づいて作られており、防衛や法執行のミッションに最適な選択肢となっているという。
APEXは、最大45分の飛行時間と5ポンド(約2.3kg)のペイロード容量を備え、さまざまな重要なミッションに対応できる設計となっている。クイックリリース式の交換可能なペイロードシステムにより、オペレーターは迅速に変化する作戦のニーズに適応できる。
また、オンボードコンピューティングや通信機能のオプションアップグレードにより、APEXプラットフォームは現在および将来のさまざまなUAV運用に対応可能となる。Nvidiaのオンボードコンピューティングを選択すれば、最先端のAIパフォーマンスにより、ユーザーは複雑なAIアルゴリズムやリアルタイムデータ処理をドローン上で直接実行できる。
また、干渉耐性のあるCOFDMやマルチチャンネル機能を含む、さまざまな通信リンクオプションも利用可能で、RF(無線周波数)が混み合った環境でも継続的な制御と信頼性の高い通信を確保する。
Apexは世界で最も高度な自動操縦システムの一つを統合しており、安全性と信頼性のためにトリプル冗長IMUを提供。アメリカで製造されたCubeは、政府および軍事用途向けにBlue UAS認証を取得している。
主な特徴
最大45分の飛行時間最大3kgのペイロード容量バッテリーを含む重量5kgプロペラ付き寸法:45インチ×44インチ×12インチ(長さ×幅×高さ)クイックリリース式、交換可能なペイロード高度なオンボードコンピューティング25年以上の経験:テクノロジーの統合、UAVの設計と製造、飛行運用、トレーニング、サポート
ペイロード
ピカティニー式マウントシステムは、最大5ポンドのペイロードをAPEXにしっかりと固定する。XT30コネクタでペイロードに電力を供給し、デュアルバッテリーシステムからの電力にシームレスにアクセスできる。
以下のようなペイロードおよび活用場面に対応する。
Micasense:マルチスペクトルカメラ(マッピング/測量)Gremsy VIO:640×512 熱赤外線カメラ、240倍ズームRGB、レーザー距離計(監視、公的安全)Sony A7R:61MP 手ぶれ補正付きカメラ(検査、マッピング/測量)Draganfly:精密配送システム(公的安全/物流)
APEX COREとAPEX ULTRA
Apexはオンボードのエッジコンピューティング機能と、強力な長距離無線通信、高度なセキュリティ機能を装備しており、ミッションに最適な構成が可能。
APEX COREAPEX ULTRAオンボードコンピューティングRaspberry Pi CM4Nvidia Jetson Orin飛行自動化対応対応通信距離8km以上32km以上COFDMなし対応暗号化128FIPS認証AES 256マルチバンド対応なし対応オンボードFPVカメラ対応対応RTK対応対応対応GCS標準タクティカル障害物回避オプションオプションパラシュートオプションオプションLTE/5G統合オプションオプション
Draganfly