100均財布界隈やフラグメントケースって知ってますか?【令和の最新お財布事情】
日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み・・・1日イチ「へぇ~」なトピックスを。進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。
4月になって新生活はじまって、財布を買い換える、なんて方も多いのではないでしょうか?実は、近年、財布についての考え方が変わってきているようなんです。キャッシュレス化も進んでいるので当然といえば当然ですが、「でも、やっぱり現金がないと不安!」という方も一定数いるような気がします。
ちなみに、メットライフ生命の去年の調査ですと、現金派?キャッシュレス派?の質問に「およそ6割がキャッシュレス派」と答え、「4人に1人は普段から財布を持ち歩かない」という結果が出ているそうです。
「生活は踊る」では、先週リスナーのみなさんにも「現在のお財布事情」について伺いました。今回は、みなさんのお財布事情、そして、スーさん、アナウンサー陣、スタッフのお財布事情とともに、”お財布の新しい形”を紹介していきます。
これを機に、財布やお金の持ち方を見直してみてはいかがでしょうか?
フラグメントケース
先週もご紹介しましたが、
千葉県のラジオネーム・おんたんさん、29才女性の方。
私はお財布は持ち歩かずにフラグメントケースを使っています。
財布よりコンパクトで、最低限の現金とカードも複数枚は入るので便利です。
私はクレジットカード、キャッシュカード、
免許証、マイナンバーカードを入れてます!
色んなブランドから出ていますし、お財布よりかはお手頃な価格で購入できます。
フラグメントケースとは、小さなファスナーポケットに、数枚分のカードポケットが付いたコンパクトなお財布。基本的に薄型で、サイズはカードケース、やスマートフォンくらい。ざっくりいうと、「小銭も入るカードケース」というところでしょうか。小銭入れとの違いは、コインが少ししか入らない、カードが複数枚入れられる。
使っている構成作家の新谷さん
フラグメントケースという認識はなかったが、実は使っていた。
黒の長財布はもっていて現金も入れているが、実は長財布よりも重要だったりします。
フラグメントケースは、安いものですと、1000円前後から。
ブランドものの高級なものまで、いろいろなブランドから出ています。
100均財布界隈
昔は「財布といえば憧れのブランド財布」というイメージがありましが、
今の若い世代を中心に、「100均財布界隈」と呼ばれる方が増えているそうです。本来は財布ではない小さいビニールポーチに小銭や折りたたんだお札、カードなども入れて、実質的に財布としているんです。
その理由としては、
・そもそも財布を使う機会が少ない
・中身が見えて、お金が減ってきてもわかる
・軽くて小さい
番組でも「100均財布」再現してみました。
ミニマルウォレット ポケットパル
番組ディレクターの長谷川さんが、ちょっと変わった財布使ってるのでご紹介します。
ディレクター長谷川さんは・・・・
・「ミニマルウォレット ポケットパル」という3つ折りのピンクの財布を
5、6年くらい使ってます。
・入れてる現金は2万くらい。(意外と小銭もカードも入ります)
・基本はキャッシュレス決済で現金はあまり使わず。
とのこと。
とういことで、長谷川さんのお財布は、サリーズの「ミニマルウォレット ポケットパル」というもの。
・コンパクトかつ実用的に設計された超小型のお財布。
・ビニール素材のクリアデザインで、キーホルダー感覚で使えるのが特徴。
・お札12枚とカード8枚、小銭は20枚ほどが入る。
・コインケースは、ポールチェーン付きで取り外せる。
・サリーズの「ミニマルウォレット ポケットパル」は、税込3300円。
最小の小銭入れ「CHIP」
ほかにも、東京都40代、ラジオネーム・ラテ子さん
最近、取り入れたお財布がdrip(ドリップ)というメーカーの「最小の小銭入れ」です。
これをキーホルダーにリメイクして使い始めました。
お札やカードが入れられるスマホケースに変えたので、
そこに一万円札1枚と千円札1枚、カードと診察券を入れて、
小銭のお釣りが出たらこの「最小の小銭入れ」に入れます。
荷物が軽く小さくなって快適です。
最小の小銭入れ「CHIP(チップ)」は、税込3850円。
つづいて、ジェーン・スーさんの歴代のお財布
杉山真也アナウンサーのお財布
初任給で購入したお財布!年季がすごい!
そのほか、「生活は踊る」曜日パートナー、スタッフのお財布事情を調査しました!
小笠原亘アナ「深緑色の折りたたみ財布。高級なやつ」
山内あゆアナ「茶色の折りたたみ財布。15年くらい使用。小銭、紙幣、カード、レシートでふっくらしてます」
近藤夏子アナ「たまご色の折りたたみ型。ほぼ使わずで、スマホが中心です」
ディレクター・清水
・カードも収納できるマネークリップ(¥19,000くらい)。4~5年前のプレゼントで。
・現金は1万円前後入っている
・小銭は別途財布があるがバッグに入れっぱなしで、領収書などは財布に入れている
・基本はバーコード決済
ディレクター・園川
・二つ折り、ネイビーの長財布。たしか5万~6万くらいで、ボーナスで買った記憶があります
・現金はだいたい2万円くらい入れています。
・基本的にはSuicaで払うので、現金はほとんど使わず、財布はカバンの中に入れています
構成作家・松本
・黒皮のブランドの長財布。7年前に3万円ほどで購入。
・現金はほぼ使わないので基本あまり入ってない(1万円前後)
・飲食店のポイントカードや診察券などデジタル化できないカードが多数入っている。
・現金をほぼ使わないけど、就職祝いで買ってもらった物で思い入れが強いため使っている
構成作家・山﨑
・お札が曲がるのが嫌で、高校生の頃からずっと長財布
・現在は先輩のお古をもらったコムデギャルソンの長財布
・現金は一気におろすため、多い時は10万円ほど、少ない時は0円。
・9割9分クレカとPASMOでの支払いですが、財布は常に持ち歩いている
構成作家・大仲
・2つ折りの黒い革財布。3年前に5万ほどで購入…。
・現金は1万円くらい入ってないと落ち着かない。
・でも支払いはPayPayと半々ぐらい。
構成作家・市川
・2つ折りの財布。値段はたぶん2万円くらいだったかと思います。
・金額はいつも1万5千円くらい。
・ほとんどスマホ決済なので、1、2ヶ月前の現金が入れっぱなしの状態。
・財布は主に免許や保険証、その他カード入れとして機能しています。
構成作家・三瀬
・黒の長財布(大学生から使っていた長財布がボロボロだったので、ちょうど友人の結婚式のご祝儀返しでもらったカタログギフトから、同じようなものを選んだ。)
・1万2千円前後とカード類が入っている
・普段はスマホで買い物している
ディレクター金井
・2つ折りの黒い財布(栃木レザー)
・2015年に4万円くらいで購入
・入れている現金は2万くらい(入社したころに先輩に言われたので)普段はほとんど使わない
・スマホのキャッシュレス決済&クレジット決済が中心
構成作家・稲原
・前のは長財布だったけど。二つ半折りな感じの札入れにはカード10枚入ります。
小銭入れも小ぶりに。尻でなく両脇のポケットに入れたい感じで探しました。
価格は札入れが4000円ぐらい。小銭入れは2000円ぐらい。どっちも革。6年ぐらい使ってます。小銭入れは一度無くして同じのをまた買いました。
ディレクター・木村
・2年前くらいに買った皮の二つ折り財布(3万円弱くらいだったような)
・小銭とカードがしっかりと入るのが大事。領収証などもまるっと一括で持ち運びたい。
⇒コインケースやカードケースを分けると、私の性格上、出かける際に持ち忘れるため。
・現金は平均1万7~8千くらい。用途によって現金とキャッシュレスを使い分けしています。
プロデューサー・刈屋
・何の変哲もない、二つ折りでパンパンのお財布を愛用しています。
・カード領収書でパンパンになってしまうので、どうにかしたいO型です。
構成作家・新谷
・黒の長財布にパスケース/小銭入れで、ブランドは両方coachです。
*長財布を使うようになって8年くらいで、、、
カードと領収書がたくさん入るので気に入っています。
・小銭入れにはパスモ(定期)も入れているので、
実は長財布よりも重要だったりします。
*お財布の中にはMAX3万円で、5千円を切ったらまた3万円を補充。
最近はキャッシュレス払いが多いので、1か月に一回補充するかしないかです。
ディレクター・八島
・2つ折りの黒い財布。8年ほど前に1万円くらいで買った記憶。
・入れている現金は、いつも1万5千円くらい
・現金を使うのは2割くらい。ほかはクレジットカードかパスモ。
(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)