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【横浜市緑区】田奈中 篠浦さん 迫真のスピーチで横浜市長賞 コンテストで国際平和への思いを発信

タウンニュース

コンテストに臨む篠浦さん(横浜市提供)

横浜市緑区の田奈中学校に通う篠浦智香さん(3年)が7月に開催された「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」で市長賞を受賞した。予選などを含めると市内の小中学生約4万8千人が参加したコンテストで、市長賞に選ばれた4人の児童・生徒は今後、「よこはま子どもピースメッセンジャー」として活動に取り組む。

篠浦さんが国際平和の問題に関心を持ったのは、ガーナ出身の友人が「私の国では生理用品が買えなくて学校へ行けない女の子がたくさんいる」という何気なく発した一言を聞いてから。それから「何かをしたいが、でも私が何かをしたって現状が大きく変わるわけではない」と自問をしていたという。そんなときに後押しをしてくれたのがニール・アームストロング船長の有名な言葉「一人の人間にとっては小さな一歩でも、人類にとっては大きな飛躍である」だった。「どんな小さな一歩でもいいからまずは行動しよう。私にできることから」と決心して、国際支援をしているNPOやJICAなどを訪問して手伝いをすることから始めた。今では、日本で販売した生理用品の利益によって、ガーナに生理用品を届けるプロジェクトを進めている。

声に思いを乗せて

7月22日に横浜市内で行われた中学校の部の本選では『最初の一歩』と題し、自身の経験を踏まえたスピーチを行った。スピーチコンテストに出るのは初めてで「しゃべるのはむしろ下手な方」だったが、「伝えたいと思ったら自然と声が大きくなって、マイクが音割れするくらいだった」と篠浦さん。抑揚をつけた声と大きなジェスチャーで、「私の一歩は小さいですが、誰かの明日を変える力になると信じています。あなたも、最初の一歩を踏み出してみてください」とメッセージを伝えた。

8月25日には横浜市庁舎で委嘱式が開かれ、市長賞の4人は「よこはま子どもピースメッセンジャー」として、本選に出場した38人の小中学生は「子ども実行委員」として、国際平和を発信する活動に参画するよう正式に委嘱が行われた。

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