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バスケ第100回天皇杯は琉球ゴールデンキングスが初優勝!アルバルク東京を下し“三度目の正直”

SPAIA

優勝した琉球の選手たち,Ⓒ日本バスケットボール協会

ジャック・クーリーがMVP

バスケットボールの第100回天皇杯決勝が15日、東京都渋谷区の国立代々木競技場第一体育館で行われ、琉球ゴールデンキングス(B1)が60-49でアルバルク東京(B1)を下して初優勝した。

昨年、一昨年は準優勝に終わった琉球が、三度目の正直でついに頂点。琉球のジャック・クーリーがMVPに輝いた。

いずれも初受賞となった大会ベスト5とコメントは以下の通り。

脇真大(琉球)
ジャック・クーリー(琉球)
アレックス・カーク(琉球)
テーブス海(A東京)
安藤周人(A東京)

■桶谷大ヘッドコーチ
「率直に疲れたな、というところがありますが、とはいえバイウィーク明けからずっと選手たちはEASLを戦って、満身創痍の中で戦ってきました。その中で接戦をなかなかものにできないゲームとかがありながら、チームが崩壊してもおかしくないようなゲーム内容をずっとしていました。

その中でもみんなが我慢強く、我慢強く今シーズンは選手が切れずにチーム一丸となって戦い続けて、今日もチームとしてやるべきことをみんなでやろうと遂行してくれたことが、天皇杯優勝という形で報われたなと思います。よく我慢して戦ってくれました。ファンの皆さんも本当にあきらめずに、なかなか勝てないチームでしたが、その中でも最後まで応援してくれて本当に力になりました。キングスみんなで勝ち取った優勝だったなと思います」

■小野寺祥太キャプテン
「3年連続で出場させていただいて、今日ようやく勝てたことは本当にうれしいです。チームの雰囲気もあまり良くなく、なかなか勝てずにいたときに、今日このようなタフなゲームを勝てたのはすごく良かったと思います。でも、僕らは優勝しましたけど、ここがゴールではないので、またレギュラーシーズンにチーム一丸となって戦っていくようにがんばっていきたいです」

■岸本隆一
「すごくうれしく思いますし、なかなか結果が伴わない時期を過ごしている中で、今日こうして優勝を勝ち取れて、また自分たちにとって良いきっかけになるゲームになったかと思います。引き続きがんばっていきます」

■ジャック・クーリー
「今日の試合は両チームとも各クォーターで16点以上取れないほど、ディフェンスの激しい戦いになりました。その中で、しっかりと勝ちをつかむことができて、うれしく思います」

アルバルク東京コメント

■デイニアス・アドマイティスHC
「非常に悔しい負けです。総合的に、琉球さんのフィジカル面に対応できなかったことが大きな敗因です。ディフェンス面では我々は良いプレーをしていたと思います。9本のアシスト、12本のターンオーバーと相手を抑えていたんですが、その中で一番厳しかったところは22本のオフェンスリバウンドを取られてしまったことです。そこから21点ほどは得点になってしまったと思います。60点中の21点ですから大きな割合でした。

オフェンスリバウンドからの走り、速攻、アーリーポイント。これが完全に封じ込まれたと感じております。また、フリースローも4本対14本。ここも大きな差がでてしまいました。難しいゲーム展開の中、選手たちがしっかりと対抗・対応して修正していかなければならない状況だったと思います。それができなかったことが悔やまれます。この大会を通してもたくさんのサポートをいただきありがとうございました」

■安藤周人
「せっかく琉球さんを(ディフェンスで)抑えたのに、自分たちのバスケットができず出だしの部分で相手のペースに合わせてしまったところが今日の敗因だと思います。自分たちのバスケットも40分間通してできませんでした。

今日はシックスマンとして出場させてもらったんですけど、流れ的にスリーポイントが入っていなかったので、自分がそこは決めないといけないと試合の流れを見ながら考えていました。一本目が気持ちよく入ってくれたので前半はしっかり引っ張れたと思うんですが、後半は決め切らないといけない部分があったと思います。3Qで決めたようなスリーポイントは打った瞬間に入ったという感覚があったので、ああいった大事なシュートをもう一本でも決めていたら流れは変わっていたと思います。勝たせられないと意味がないので、試合をもう一度見直して自分の糧にしたいと思います。

優勝するためには、もう一つ自分たちのレベルを上げないといけないし、琉球さんのフィジカルに自分たちが負けていたのは明白なので、今日の負けで出た反省点を自分を含めしっかりと修正していきたいと思います」

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記事:SPAIA編集部

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