全国高校サッカー選手権 静岡県大会組み合わせ決定 シード校は?優勝争いは静岡学園中心
■9月28日に開幕 静学など6校は決勝トーナメントから登場
第103回全国高校サッカー選手権静岡県大会の1次トーナメントの組み合わせが決まった。2年連続の頂点を狙う優勝候補の本命、静岡学園を中心に全国切符が争われる。一発勝負のトーナメントだけに、他のシード校やノーシードの高校にも十分チャンスがある。
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組み合わせ抽選会は9月2日、静岡市内で行われた。1次トーナメントは28日から4日間で、10月26日から決勝トーナメントがスタートする。決勝は11月16日にエコパスタジアムで予定されている。
大会に出場するのは110校。今シーズンの公式戦の成績をもとにしたシード校は以下の通りとなっている。
【第1シード】4校
・静岡学園
・浜松開誠館
・藤枝明誠
・藤枝東
【第2シード】4校
・富士市立
・浜名
・磐田東(県Aリーグ)
・東海大静岡翔洋(県Aリーグ)
【第3シード】4校
・清水東
・清水桜が丘
・常葉大橘
・飛龍
【第4シード】4校
・聖隷クリストファー
・焼津中央
・静清
・科学技術
【第5シード】4校
・浜松工業
・浜松東
・袋井
・日大三島
■優勝候補本命は静学 県3冠&2年連続の選手権優勝目指す
1次トーナメントは10ブロックに分かれて戦い、勝ち上がった10校が決勝トーナメントに進む。そこに、決勝トーナメントから登場するプレミアリーグの静岡学園とプリンスリーグの浜松開誠館、藤枝明誠、藤枝東、富士市立、浜名の6校を加えた計16校で全国大会への切符を争う。第2シードの磐田東と東海大静岡翔洋、第3シードと第4シードの計14校は1次トーナメントの3回戦から登場する。
優勝候補の本命は2年連続15度目の頂点を狙う静岡学園。個の能力が高く、県新人大会と県総体を制している。選手権も優勝して“静岡県3冠”となれば、2021年以来となる。
静岡学園は昨年、決勝で藤枝東を2-1で破って優勝した。最近10年間で優勝を4度果たしているが、大会連覇は2002年から遠ざかっている。静岡学園以外では2008年の藤枝東以降、2年連続で優勝した高校はなく、一発勝負のトーナメントの難しさが表れている。
(SHIZUOKA Life編集部)