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川越のおすすめ食べ歩きグルメ11選!うなぎ、芋スイーツ、B級グルメ。ご当地名物をいっぱい味わおう

さんたつ

さんたつby散歩の達人

川越には蔵造りの町並みなど、この街ならではの見どころがたくさん。さらにうれしいのは、特産品や名産品、地元に長く愛されている名物も多く、食べ歩きにぴったりなワンハンドフードが充実していることだ。気軽にテイクアウトできるから、散策前のちょっとした腹ごしらえや、休憩のお供にももってこい。味覚もフル稼働し、「この街ならでは」を味わおう!

松山商店(まつやましょうてん)

【一度は食べたい川越名物!うなぎ】

川魚専門店が手掛ける本格うなぎを気軽に楽しめる『うなぎ 傳米』

(手前から時計回りに)うな飯800円、う巻き(鰻の卵巻き)500円。ミニ蒲焼1本500円、鰻のきも焼き400円。

川越の名物といえば、真っ先に思い浮かぶのはうなぎ。『うなぎ 傳米(でんべ)』は、栃木県にある1964年創業の川魚専門店『林屋川魚店』の姉妹店で、職人が腕をふるった料理を蔵造りの店内で味わえると評判だ。さらには、テイクアウトメニューで気軽に本格うなぎを体験することも。なかでもカップ入りのうな飯は、うなぎのふっくらした食感と口溶けのよさ、澄んだ脂の甘みに感極まる。脂身と赤身のバランスがいいものを選び、白焼きにしてから蒸すが、個体ごとに状態が異なるため職人が串打ちの段階で一匹ずつ確認し、蒸し時間を調整するという。片手で食べられる串物も人気。

一番街にある『うなぎ 傳米』。本店の『林屋川魚店』は、栃木県の那須郡那珂川町で鮎などの川魚を製造・販売。
うなぎ、たれ、ごはんが口の中で三位一体となり、たちまち夢中に。たれが染み込んだごはんは旨味倍増。

『うなぎ 傳米』店舗詳細

うなぎ 傳米(うなぎ でんべ)
住所:埼玉県川越市幸町1-10/営業時間:11:00~17:00/定休日:水/アクセス:西武鉄道新宿線本川越駅から徒歩14分

カジュアルな食べ歩きグルメ“うな玉カップ”が話題『小鉢 豆美』

うな玉カップ880円。うなぎの下には錦糸卵が敷き詰められている。

蓮馨寺(れんけいじ)そばのホテル『Hatago COEDOYA』には、宿泊客でなくても自由に利用できるフードコート「縁結び横丁」がある。その中の『小鉢 豆美(まめよし)』は、食べ歩きグルメの人気店。うな玉カップは880円と実にリーズナブルで、香ばしい焼き目とやや甘めのたれが、ウナギの旨味をぐっと引き出してくれる。江戸時代からうなぎは高級料理だったが、屋台に行けば、庶民にも手が届きやすいお手頃価格のうな串が売られていたとか。ごはんは新潟県産のコシヒカリを使用。注文後に握ってくれるおにぎりも味わい深く、具材は王道から変わり種まで全14種。

卵黄(右)330円。卵黄は生卵を冷凍し、6時間ほど醤油に漬け込む。ピリッと辛味が効いた唐辛子みそ330円。
建物の裏にはテラス席も。川越熊野神社の境内に接していて、そのまま抜けることもできる。

『小鉢 豆美』店舗詳細

小鉢 豆美(こばち まめよし)
住所:埼玉県川越市連雀町8-1 Hatago COEDOYA 縁結び横丁/営業時間:11:00~17:00/定休日:無/アクセス:西武鉄道新宿線本川越駅から徒歩10分

重量級のうなぎの焼きおにぎりがおなかも心も満たす『鰻 小日向』

右から、うなぎの焼きおにぎり700円。うなぎ串、肝串は1本500円。

店頭のテイクアウトコーナーでひときわ目を引く、うなぎの焼きおにぎり。トッピングと呼ぶには大きすぎるうなぎが、おにぎり本体を覆い隠すようにドーンとのせられている。使用しているのは養鰻場が水とエサにこだわって育てた、通常の1.5倍ほどある大ぶりで身が厚いニホンウナギ。『鰻 小日向』が徳島にある大正12年(1923)創業の老舗醤油醸造所と共同開発した、ウナギの骨を煮詰めた特製タレもこだわりの一つ。ずっしりと重みのあるうなぎの焼きおにぎりにかぶりつくと、とろけるような食感と旨味、タレの甘み、香ばしさにうっとり〜。

うなぎの厚さに思わず目が釘付けに。お好みで山椒を振りかけてくれる。
あっさりとしていながら深みがある、甘みと辛味を兼ね備えたタレ。ウナギやごはんとも相性がいい。

『鰻 小日向』店舗詳細

鰻 小日向(うなぎ こひなた)
住所:埼玉県川越市連雀町9-1/営業時間:11:00~18:20LO(月は〜14:20LO。うなぎがなくなり次第終了)/定休日:不定/アクセス:西武鉄道新宿線本川越駅から徒歩10分

【個性が光る!さつまいもスイーツ】

川越産サツマイモを使用した新感覚スイーツ『COEDO HACHI』

焼き芋ブリュレ600円。半分にカットした焼きいもの断面にくぼみを作り、中までたっぷりカスタードを注入。

さまざまなサツマイモスイーツに出合える川越。なかでも食べておきたいのは、全国No.1を決める「さつまいも博2023」で実行委員会賞に選ばれ、来場者人気投票でも4部門中3部門で1位を獲得したこちらの焼き芋ブリュレだ。半分にカットした焼きいもにカスタードクリームをのせ、上からザラメを振りかけバーナーで炙っているのだが、表面のパリッとした歯触りと、ねっとりとした焼きいもの食感の差がクセになる。その焼きいもというのがもう一つの看板商品、熟成つぼ焼き芋で、長期間熟成して糖度を30度まで引き上げた川越産サツマイモで作る、ここでしか食べられない一品。

ガラス越しに工房をのぞくことができる。奥に見える壺で、遠赤外線を用いて壺焼きにする。
熟成つぼ焼き芋600円。温・冷の2種類あり、どちらも旨味が際立つ。

『COEDO HACHI』店舗詳細

COEDO HACHI(コエド ハチ)
住所:埼玉県川越市元町2-1-6 蔵の街てらす内/営業時間:10:30~16:30(土・日・祝は〜17:30)/定休日:無/アクセス:西武鉄道新宿線本川越駅から徒歩16分

菓子屋横丁で見つけた揚げたて芋けんぴ『菓匠右門 川越けんぴ工房直売店』

食べ始めると止まらない揚げたて芋けんぴ -芋蜜- 食べ歩き用350円。

サツマイモのまんじゅう「いも恋」をはじめ、バラエティに富んだ芋菓子を考え出し、ヒットを生んでいる『菓匠右門(かしょううもん)』。市内各所に店舗を構える有名店だが、菓子屋横丁にあるこちらは「川越けんぴ」専用の工房兼直売所で、唯一、揚げたての芋けんぴを食べられる場所となっている。工房はこぢんまりしていて、設置されているフライヤーも決して大きくはない。そのかわり作り置きもできないのでひっきりなしに稼働されていて、正真正銘「揚げたて」だ。受け取ると手に温もりが伝わって気持ちが上がり、カリッとした歯応えと広がる旨味にほっこり。

石畳が印象的な菓子屋横丁。飴や駄菓子、芋菓子などを扱う店舗、約20軒が全長200mの路地に立ち並ぶ。
スタッフが時間や温度を計測しながら、フライヤーに付きっきりで揚げる作業している。

『菓匠右門 川越けんぴ工房直売店』店舗詳細

菓匠右門 川越けんぴ工房直売店(かしょううもん かわごえけんぴこうぼうちょくばいてん)
住所:埼玉県川越市元町2-9-3/営業時間:10:00~17:00/定休日:無/アクセス:西武鉄道新宿線本川越駅から徒歩19分

サツマイモスイーツで小腹を満たし、河越茶で喉を潤す『ACROSS THE RIVER-TEA STAND-』

芋モンブラン680円。食感のアクセントとして、ダイス状にカットした干しいもをトッピング。

クレープは、旬のフルーツを使ったものなど全10種類。川越気分を満喫するなら、地元産のサツマイモを使い、店内の絞り機で製造する芋モンブランがおすすめだ。やはり店内で手作りしたカスタードクリームや、甘さ控えめの生クリームが、サツマイモのほくほくした甘さと重なり合う。生地は、国産の小麦粉と米粉をブレンドすることでもちもち食感にさせつつ、表面をサクッとした軽い歯触りに焼いているのがいい。ティースタンドという店名の通り、ドリンクも充実。小江戸和紅茶は飲んでみるとほのかに甘く、じわじわと体に滋味が染み渡っていくよう。

生地の表面をサクッとさせるには、薄く伸ばしながら焼かないといけない。これには技術が必要だ。
小江戸和紅茶(M)340円。河越茶の茶葉を発酵させ、紅茶に仕上げている。

『ACROSS THE RIVER-TEA STAND-』店舗詳細

ACROSS THE RIVER -TEA STAND-(アクロスザリバー ティースタンド)
住所:埼玉県川越市脇田町8-1/営業時間:10:00~20:00/定休日:無/アクセス:JR川越線・東武鉄道東上線川越駅から徒歩5分

【ここでしか味わえない!軽食いろいろ】

ブランド豚「小江戸黒豚」のホットドッグ!農場直営レストラン『Mio Casalo 川越 蔵のまち店』

黒豚ドッグ1050円。表面ににじみ出た肉汁がつやっと光る。粒マスタードの辛味と酸味もアクセントに。

一番街の『Mio Casalo 川越 蔵のまち店』は、川越の郊外にある「大野農場」が営むレストラン。「小江戸黒豚」はこちらで長年研究に研究を重ね、開発した川越のブランド豚だ。農場に隣接した本店には工房があり、小江戸黒豚を使ったハムやソーセージなどの加工品も製造。一方、こちらの店舗で提供するテイクアウトの黒豚ドッグは、注文後にソーセージを焼くところから始めてくれるので、小江戸黒豚特有の旨味や脂の甘み、香りが存分に生かされる。プレッツェル生地のドイツパンのむぎゅっとした食感と、ソーセージの皮がパリッと弾ける感覚が口の中で交互に訪れ、たちまちヤミツキに。

軒先をのぞくと、そこにはなんとも食欲をそそる光景が。テイクアウトの長〜いソーセージ1本700円。
涼しい季節にまると黒豚まんも登場。かぶりつくと、小江戸黒豚の力強い旨味が大きく広がる。

『Mio Casalo 川越 蔵のまち店』店舗詳細

Mio Casalo 川越 蔵のまち店(ミオ カザロ かわごえ くらのまちてん)
住所:埼玉県川越市元町1-15-3/営業時間:10:00~18:00(テイクアウトは〜17:00LO)/定休日:水/アクセス:西武鉄道新宿線本川越駅から徒歩17分

小江戸黒豚×A5和牛の旨味弾けるメンチカツ『和牛ひつまぶし うし川』

小江戸メンチカツ350円。2度揚げすることで生まれるカリッとした衣の歯触りがたまらない。

この店の名物は和牛ひつまぶしだが、実はテイクアウトも話題。ディナータイムのおつまみとしても人気の小江戸メンチは、元々は「街歩きのお供になる食べ歩きグルメを作りたい」との思いから開発されたという。発売されるやいなやファンが増え、全国から見物客が集まる川越まつりの日には、なんと1日で約1500個売り上げたこともあるとか。赤身に絶妙な割合で脂を配合したA5和牛と、ジューシーな小江戸黒豚の挽き肉をブレンドして作っているので、旨味と甘みのバランスがいい。タネの材料はシンプルだが、みじん切りしたタマネギの甘みと辛味が重要な隠し味。

場所は、川越で約100年続く『松村屋旅館』の一角。店先で人々を待っているのは、威厳たっぷり(?)の金色の牛。
ジュワっと肉汁があふれ、食欲をそそる断面。小江戸メンチはCOEDOビールの「瑠璃-Ruri-」と相性がいい。

『和牛ひつまぶし うし川』店舗詳細

和牛ひつまぶし 川越 うし川(わぎゅうひつまぶし かわごえ うしかわ)
住所:埼玉県川越市元町1-1-11 松村屋旅館内/営業時間:11:29~13:30LO・17:00~20:00LO(土・日・祝は11:29~14:30LO・16:30~20:00LO)/定休日:無/アクセス:西武鉄道新宿線本川越駅から徒歩17分

川越B級グルメの進化系、羽根つき三角焼きそばとは?『萩原商店』

羽根つき三角焼きそば500円。ソースの香りとこんがりした焼き色に食欲がそそられる。

路地裏で見つけた1台のキッチンカー。羽根つき三角焼きそばが名物で、これを目当てにやってくるのは地元の親子連れ、部活帰りに小腹を満たしに来る学生、散策中の観光客などさまざまだ。できたてを受け取って羽根をかじるとパリッとして、内側は太麺のもちもちが生きている。材料の特注麺は、店主・萩原秀樹さんの実家でもある製麺所から仕入れていて、生麺から茹でてソースで味付けし、客が注文すると、仕込んでおいた焼きそばを卵とチーズで挟み、焼きおにぎりメーカーで焼き上げてくれる。川越っ子のソウルフードでもある太麺やきそば、その進化系をぜひ体験して。

焼きおにぎりメーカーに紅生姜を置き、卵液を流し入れ、その上に仕込んでおいた焼きそばをのせる。
住宅地へと続く路地に入ると、小さな空き地で営業しているキッチンカーを発見。

『萩原商店』店舗詳細

萩原商店(はぎわらしょうてん)
住所:埼玉県川越市元町1-8-6裏手/営業時間:10:30~16:00頃/定休日:不定/アクセス:西武鉄道新宿線本川越駅から徒歩19分

【ほっと一息、懐かしいおやつ】

おからの穏やかな旨味と甘みにほっこり。手作り豆腐の専門店『近江屋長兵衛商店』

近所の子供がおこづかいを握りしめて来ることも。おからドーナツ90円。

多くの観光客でにぎわう時の鐘入口交差点。手作り豆腐の人気店『近江屋長兵衛商店』の軒先には、「とうふやさんのおからドーナツ」と書かれた垂れ幕がさがり、道行く人の目を引く。江戸時代末期に野菜や干物、いろいろなものを扱う商店として創業し、現在のような豆腐専門店になったのは20年ほど前。先代の姉が豆腐屋に嫁いだことがきっかけだったという。テイクアウトのおからドーナツは、おからの旨味を生かすために全体の甘みを調整しながら生地を練るのだそう。揚げたてはもちろん、冷めた後には甘みがより穏やかになり、素朴さが際立つと評判だ。

表面をサクッと、中をふわっとさせるには、180℃の植物油でカラッと揚げるのが肝心。
店主の細田貴大さん。「5個入りを買ってその場で1個食べて、残りを持ち帰るという方もいらっしゃいます」。

『近江屋長兵衛商店』店舗詳細

近江屋長兵衛商店(おうみやちょうべいしょうてん)
住所:埼玉県川越市幸町6-10/営業時間:11:00~17:00(食事は11:30〜15:00)/定休日:水(ドーナツのみ営業)・木/アクセス:西武鉄道新宿線本川越駅から徒歩10分

蓮馨寺境内に醤油の焦げる香りがふわり。地元に愛される焼きだんご『松山商店』

塩を効かせた醤油ダレをつけ、火で炙った香ばしい焼だんご1本120円。いなり寿司1個120円、のり巻1本120円。

室町時代に創建され、川越の名所の一つにもなっている蓮馨寺(れんけいじ)。境内には醤油の焦げる香りが漂い、出どころを探して振り向くと、視線の先に「名代焼だんご」の看板を掲げる『松山商店』がある。材料は米、醤油が基本でいたってシンプルだが、契約している米屋から生米を仕入れ、研ぐところから自分たちで行うそうで、研いだ米は店内で製粉。それを蒸して生地にするから、だんごにしても米の旨味がしっかり保たれるのだろう。青空の下でかじりつくと、むぎゅっという弾力に気持ちが高揚。食べ終わってもしばらく心地良い余韻が残り、1本でも大きな満足感を得られる。

「大正時代に私の曾祖母が店を始めました」と4代目の松山英彰さん。
蓮馨寺境内の片隅で営業。「ほぼ毎日、ここと銭湯は日課のように通っているんですよ」と地元の常連客が笑う。

『松山商店』店舗詳細

松山商店(まつやましょうてん)
住所:埼玉県川越市連雀町7-1 蓮馨寺境内/営業時間:9:30~16:00/定休日:水/アクセス:西武鉄道新宿線本川越駅から徒歩10分

取材・文・撮影=信藤舞子

信藤舞子
ライター
北海道弟子屈町生まれ、札幌市育ち。現在は東京在住。雑誌、WEBメディアを中心に、街歩きや旅、日本の文化について執筆する。なかでもおやつには目がなく、近著は『東京おやつ図鑑 和菓子編』(交通新聞社)。レコードや着物も好き。

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