「博士」目指して忠臣蔵検定 40問に挑む
元禄赤穂事件に関する知識を問う「忠臣蔵検定」が1日、義士墓所がある加里屋の花岳寺など全国各地で行われた。受検者らは事件の史実から文化面まで幅広く出題された40問に挑戦した。
一般社団法人中央義士会が主催。東京都港区の泉岳寺や熊本県山鹿市の日輪寺など義士ゆかりの地6か所で受検者を受け付け、忠臣蔵愛好者を中心に約30人がエントリーした。
「刃傷事件のとき浅野内匠頭は何歳?」「原惣右衛門の実弟は誰?」「仮名手本忠臣蔵が初めて上演された芝居小屋はどこ?」など(正解は35歳、岡嶋八十右衛門、竹本座)。100点満点で60点以上を合格とし、75点以上は「忠臣蔵講師」、90点以上は「忠臣蔵博士」に認定される。
中学生の頃から忠臣蔵好きだという高雄の会社員、木下茂典さん(51)は「出来事があった日付を答える問いもあって難しかった。もっと勉強して忠臣蔵にのめり込みたい」と話した。