【駿河区・唐花】ピンクの「薔薇クリームソーダ」 体から香り湧き立つ魅惑の飲み物
盆栽・苔(こけ)とカフェが融合した静岡市駿河区の「唐花」に、ピンク色のクリームソーダがあります。飲んだ後も体からバラの香りが湧き立ってしまうほど、うっとりする飲み物でした。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへいつも通る道でも1本裏に入ればそこはまるで別世界。静岡県民必見の裏スポットを巡ります。今回は静岡市を横断する主要道路「南幹線」周辺の裏スポットを訪れます。
盆栽が並ぶカフェ
たどり着いたのは西豊田小学校のすぐ裏にある、民家風のカフェ。オープン1周年の「唐花(からはな)」です。
普通のカフェとちょっと違うのは、店に並んでいる盆栽や苔です。
ここはいったい、なに屋さん?
唐花 代表・深沢和典さん:
オリジナル盆栽と苔のお店+カフェです
唐花の代表・深沢和典さんと店長で妻の聖子さんに、店を始めたきっかけを聞きました。
和典さんが盆栽と苔の店をやりたいと聖子さんに話すと、聖子さんはカフェがやりたいということに。
盆栽と苔に、カフェ。それぞれのやりたいことを融合させたのが「唐花」なんです。
香りがすごい「薔薇クリームソーダ」
たくさん歩いたので、まずはカフェで一休み。
メニューから気になった、「薔薇クリームソーダ(660円)」を注文しました。
唐花 店長・深沢聖子さん:
主人の実家が園芸店をやっていて、お花や植物にまつわるクリームソーダを作りたかったんです
清涼感あふれるピンクのクリームソーダ。
一口飲んでみると香りがとっても豊か。飲み込んだ後にも体から香りが湧き立ってくる感覚です。
息がキレイになるクリームソーダでした!
苔テラリウムを作ろう!
次は苔テラリウムに挑戦です。
苔テラリウムとはガラス容器の中で苔を育てる方法のこと。
体験は大きいサイズで4400円からです。
水やりの頻度も少なく、育てやすい癒しアイテムとして人気があります。
1)石を選ぶ
2)石を配置する
3)苔を植える
4)化粧砂を敷く
5)フィギュアを置く
石選びが大切です
苔テラリウムの世界観を決める一番重要な作業は「石選び」。
唐花 代表・深沢和典さん:
石が大事なんです。石の良しあしで雰囲気が決まってくるので、まずは石を選んでください
慎重に吟味して石を選んでいきます。
砂を入れた鉢の中に選んだ石を置いたら、いよいよ苔を張り付けていく作業へ。
4種類の苔が用意されていました。
芝生のように見えるのが主に使用する「アラハシラガゴケ」。もさっとした「ヒノキゴケ」と、変わった形の「ムチゴケ」は高さを出すアイテムです。
最後の1種類は「コツボゴケ」。石に張り付く習性があるので、岩の周りに植えると、岩に張り付いて成長してくれます。
高さや生え方がさまざまなこの4種類の苔を使って、世界観を作り上げていくのが苔テラリウムの醍醐味(だいごみ)なんです。
しっかりと手で苔を貼り付けていきましょう。
唐花 代表・深沢和典さん:
苔は思い切り踏んでも次の日はピンとしているので強いんです
最後に白や茶色の化粧砂を敷いて、お好みでフィギュアを乗せたら完成。
今回はパンダ、オランウータン、カバのフィギュアを配置。
自分がなりたい動物のフィギュアを飾ってみました。初めてでしたが、時間を忘れて没頭できました!
■店名 唐花
■住所 静岡市駿河区曲金
■営業時間 10:30~18:00
■定休 月 ※祝日の場合翌日
※苔テラリウムはインスタグラムで要予約