ミスドの祇園辻利コラボ第二弾が激ウマだぞ! サクシャリビターな生地が過去イチで限界突破ァ!!
2025年4月23日から、全国のミスタードーナツで「Mister Donut×祇園辻󠄀利 第二弾」の販売が始まった。毎年マジで間違いなくウマいドーナツが出続ける恐るべきコラボだ。
今年の第一弾も圧倒的なクオリティだったため、第二弾への期待も大きかった。さっそく食べてみたところ、こ、これはヤバい……! この生地のウマさは過去イチじゃないか!?
・ほうじ茶
Mister Donut×祇園辻利コラボでは、第一弾が抹茶、第二弾はほうじ茶というスタイルが続いている。今年もそのパターンで、登場したドーナツは以下の2種類。
・宇治ほうじ茶づくし(テイクアウト270円 / イートイン275円)
・宇治ほうじ茶 ほうじ茶チョコあずき(テイクアウト270円 / イートイン275円)
ほうじ茶づくし……は何となくそれっぽいが、ほうじ茶チョコあずきはIQが3くらいしかなさそうで素晴らしい。ほうじ茶とチョコとあずきを一緒にしたらきっとウマいだろう……的なアイディアをそのまま実行し、そのまま名前にした感が漂う。
食い物というのは、往々にしてIQが低そうなヤツほどウマい。これは宇宙の真理。スイーツ類は特にそう。これは期待が高まる。
今回の2種は、どちらも厳重な感じのパッケージング。外装からしてスペシャル感が強い。
・生地
まずは「宇治ほうじ茶 ほうじ茶チョコあずき」からいこう。厳重な包みを開くと、何やら興味深い一文が。
てっきりドーナツの表面に施されている、繊細なトッピングを保護するためだけのものだと思っていた。そんな速攻で退色するほど繊細だったのか……。
ドーナツ本体とご対面。
茶色い鱗をまとっているかのようなビジュアル。あるいは鉱石の原石みたいなそういう感じ。チョコは あずきあんで接着されているようだ。
あんこには構造的に重要な役割を果たさせつつ、フレーバーの面でも重要な一角を担わせていることがうかがえる。IQが3くらいしか無さそうな名前だが、このドーナツを生み出すために必要なIQは180くらいありそうだ。
食べてみると、まず来るのは生地の圧倒的なウマさ! サクッとした崩れやすいタイプの生地だ。口内で崩壊していく過程で感じられる、サクシャリっとした食感が楽しい!
ビターみあるほうじ茶テイストも上品で最高だ! この生地はマジで素晴らしい。これ単体で定番化してほしい。
トッピングのチョコとあんこはどちらも甘いが、しかし異なる方向性の甘さが楽しませてくれる。また、ソフトなあんこと硬質なチョコによる食感面での共演も、このドーナツの総合的なクオリティを引き上げることに、大いに貢献している。
続いては「宇治ほうじ茶づくし」だ。外装の時点で、これがスペシャルなドーナツであることは一目瞭然。
追加兵装として黒みつが装備されているからね。
開けると、そこにはフィルムで保護されたドーナツが。包装だけでけっこうコストかかってそう。
トップの保護されていたトッピングは、ほうじ茶クリームだそう。
生地もトッピングも全てがほうじ茶。まずはそのまま食べてみると、まさにほうじ茶づくし! ドライ&サクシャリ感ある生地と、ねっとりソフトなクリームの相性は最高だ!
そこに追加兵装の黒みつを投下すると、サラッとした口当たりと素朴な黒みつの甘みにより、和風レベルがアップする。黒みつがしみ込んだ生地も、新たな魅力を獲得してとても美味い。
ということで、2025年のミスドと祇園辻利のコラボは、またしても己の限界を超えていった。なお、気付いた時には手遅れで予約できなかったのだが、ネットオーダー限定で「ポン・デ・宇治抹茶 贅沢五重奏」という、388円の新型ドーナツも存在する。
抹茶量がミスド史上最大らしく、とても気になる一品だ。翌日以降の予約のみ受付なので、気になる人は事前の予約を忘れずに。
参考リンク:ミスタードーナツ
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.