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ジェレミー・レナー、瀕死事故は「小さな気のゆるみ」が原因 ─ 「恐ろしい粉砕音が聞こえた」と事故の瞬間つづる

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『』シリーズのホークアイ役で知られるジェレミー・レナーが、巨大除雪車に轢かれ、瀕死の重傷から奇跡の回復を遂げた自らの体験を綴った回顧録『My Next Breath(原題)』を出版した。

2023年1月1日、除雪車に轢かれそうになった甥を助けようとした際、 鈍的胸部外傷と38ヶ所の骨折という重傷を負ったレナー。回顧録のなかでは、ほんの些細な注意不足が大きな事故を招いたことを省みている。

「”運転席を離れる前には!パーキングブレーキをかけて!”とマニュアルには書いてある。けれども私はパーキングブレーキをかけなかったし、スチールトラックも外さなかった。その瞬間──無邪気で、命取りで、人生を変えるような瞬間──ほんの小さな、しかし重大な気のゆるみが、その後の人生を変えることになってしまった。」

駐停車時にパーキングブレーキをかけるのは、ドライバーにとって基本中の基本だが、レナーは確認を怠ってしまったのだ。小さなミスが命にかかわる事故に繋がるという自戒の念も込めているのだろう。その後の顛末についても詳細に振り返っている。

「私の足は動いているトラックから離れてしまい、運転席に戻れなかった。前方へ激しくよろめき、制御が利かなくなった。その一瞬のうちに、私は腕を振り回しながら、回転する金属製のトラックから投げ出された。私はトラックの前に弧を描いて飛び越え、前方へ押し出され、かちかちに固まった雪の上に投げ出された。頭を激しく地面にぶつけ、すぐさま大きな裂傷を負った。」

「14,000ポンド(編注:約6,350kg)ある亜鉛メッキ鋼の機械がゆっくりと、容赦なく、淡々と私の身体を踏みつぶし、恐ろしい粉砕音が聞こえた。ぞっとするようなサウンドトラックだった。」

文面から想像するだけで身の毛もよだつような凄まじい体験だが、レナー自身も「本を書きたくなかったし、事故について語りたくもなかった」と葛藤した上で、出版に至った旨をいる。本著はレナーのファンだけでなく、全てのドライバーへの教訓にも繋がるだろう。

事故のあと、レナーは過酷なリハビリを重ね、事故から約1年で俳優業に復帰。現在では事故以前と変わらぬ活躍を続けている。

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