【オリックス】広島からFAの九里亜蓮と契約合意 昨年の西川龍馬に続き2年連続で鯉戦士を獲得
3年連続のFA補強に成功
オリックスは12日、広島から海外フリーエージェント(FA)権を行使していた九里亜蓮投手(33)と選手契約を締結したことを発表した。背番号は「22」に決まった。今季年俸1億4000万円の九里は金銭及び人的補償が必要なBランクとみられる(金額は推定)。
九里は岡山理大付高から亜細亜大を経て2013年ドラフト2位で広島に入団し、2021年に自己最多の13勝(9敗)を挙げ、最多勝のタイトルを獲得。プロ11年目の今季はリリーフ1試合含め23試合に登板し、7勝10敗、防御率3.21の成績を残した。通算成績は260試合に登板して71勝67敗6ホールド、防御率3.49。
オリックスは一昨年の森友哉、昨年の西川龍馬に続き、3年連続のFA補強に成功。広島からは2年連続の獲得となった。一方、広島からFA移籍する選手はこれで11人目。
これまで楽天・茂木栄五郎内野手がヤクルトへ、前日11日にはソフトバンク・石川柊太投手がロッテへのFA移籍を発表。今後も巨人などが獲得に動いているソフトバンク・甲斐拓也捕手、ヤクルトなどが獲得を狙う中日・福谷浩司投手らの去就に注目が集まる。
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記事:SPAIA編集部