大江|ブランドにんじん・碧南美人を使ったこだわりの「食べるドレッシング」を楽しめるカフェ
これまでに数多くのカフェやレストランへ足を運んできましたが、店名に動物の名前が入っているお店に共通しているのが、店名が表す動物たちが自然とその店内へ集まっていること。
店主がこだわって集めたり、ときには常連さんが持ってきてくれたりと、その入手経路は実にさまざまです。
この日訪れたお店には、可愛らしい“ふくろう”の姿がありました。
足を運んでみて一番の驚きはそのコスパ!
ブランド野菜を惜しげもなくセットのサラダに使う太っ腹なサービスにも注目です。
ホットサンドが100円からという破格に驚き!可愛い“ふくろう”がいっぱいいるカフェ「cafe OWL」
南区の国道沿いで発見!「ホットサンド」の幟が目立つ2駅の間にあるカフェ
この日は朝の散歩がてら、名鉄常滑線の大江駅を起点に国道247号線を南下。普段は地下鉄沿線を歩くことが多いので、常滑線沿線エリアを歩くのはこの日が初めてでした。
目新しい景色を眺めながら歩いて行くと、国道沿いに「ホットサンド」の幟が立つ気になるお店を発見!このお店が、今回利用した「cafe OWL」さんです。
お店の場所は、大江駅から徒歩10分少々、大同町駅からは歩いて15分程度でした。
“OWL”は日本語で“ふくろう”のこと。お店の看板にも可愛らしいふくろうのイラストがデザインされており、このシンプルな外観のカフェの店内にもたくさんのふくろうたちがいるのではないかと期待が高まりました。
店内はごくシンプル。店内の各所に並ぶ“ふくろう”のオブジェに思わず注目
お店の中へ入ってみると、席数こそ多いものの、インテリアや壁面の装飾などは至ってシンプル。
必要最低限のものだけが配置された空間を見回して特筆することがあるとすれば、入店前の予想通り、店内の各所にふくろうのオブジェが置かれていることでしょう。
国道側へ大きく開いた窓の前には個性豊かな見た目のふくろうたちがずらりと並び、店内の様子を見守りながら日光浴を楽しんでいました。
流行のカフェというよりも地域で愛される昔ながらの飲食店という感じの雰囲気ですが、可愛いふくろうたちの姿にとても癒されます。
ふかふかだし巻き卵入りのホットサンドが100円!想像以上のコスパに驚き
●Sセット(だし巻き卵) 100円(税込)
●レモンスカッシュ 450円(税込)
この日は朝イチで訪問したお店で軽く飲食していたので、ここでは軽めにフードとドリンクをいただくことにしました。
もっともボリュームがひかえめな「Sセット」は、ハーフサイズのホットサンドとサラダ、ヨーグルトがついてたった100円というサービスメニュー。
ホットサンドの具は今回オーダーしただし巻き卵のほか、週末限定で卵サラダも選択OK。ハムサラダや枝豆チーズなど他の具材も選ぶことができますが、その場合は価格が違うため「Mセット」としてオーダーする形になります。
それにしても、物価高騰が叫ばれる昨今の食糧事情を考えると、絶賛価格高騰中の卵を使ったホットサンドに同じく価格高騰中の野菜が必須となるサラダがついて100円だなんて、利益が出るどころか赤字なのでは…と、思わず余計な心配をしていまいますね。
ホットサンドのだし巻き卵はふかふかで、ほんのり砂糖をくわえた甘い味の中にしっかりとだしの旨味を感じることができます。
今回いただいたのはハーフサイズのものですが、卵焼きの密度が高く食べごたえがあるのでだいぶお腹がいっぱいに。
サラダのドレッシングは3種類から選ぶことができるので、今回はお店自慢の自家製ドレッシングでいただくことに。
そして、ここでまた度肝を抜かれたのは、“ドレッシング”と表現するには無理があるほどにこんもりと乗せられたにんじんのすりおろし。しかし、ひと口食べてみるとしっかりと味が濃く、にんじんの甘さの中にたまねぎのコクと調味料の塩味を感じる“ドレッシング”であることがわかります。
このにんじんドレッシングは碧南市でとれるブランドにんじん“碧南美人”が流通する時期のみ提供されているそうで、この日は数日前に今年の提供を開始したばかりというベストタイミング。
この碧南美人は一般的なにんじんよりも甘みが強く、このにんじん以外はドレッシングとして使わないのだそう。流通時期になるとわざわざ碧南市へ足を運び、車で持ち帰れるだけたっぷりと箱買いしているというほどのこだわりっぷりに脱帽しました。
レモンスカッシュは可愛いふくろうデザインのガラスジャーで提供。一般的なレモンスカッシュのイメージとは違い、同店のものは自家製のレモネードシロップに炭酸水を注いだものとなります。
このレモネードシロップを使ったドリンクは冬の間のみホットとアイスの両方を提供。しかし、ホットを選ぶと普通のカップでの提供となるため、写真映えを狙うならアイスで注文するのがおすすめですよ♪
平日の互選中が狙い目!コスパ抜群な穴場のカフェへ足を運んでみよう
これまで趣味のカフェめぐりやグルメライターとしての取材で多くのカフェへ足を運んできましたが、今回訪れた「cafe OWL」さんでは過去イチのコストパフォーマンスの良さを感じました。
郊外店ということもあり、平日の午前中はおおよそ店内が空いているところもポイントです。
みなさんも常滑線沿線でひとやすみする際は、ぜひ足を運んでみてくださいね!
INFORMATION
店名:
Cafe OWL
住所:
愛知県名古屋市南区宝生町3-5
営業時間:
7:00〜18:00
Web:
https://www.instagram.com/cafeowl_nagoya
一人当たりの予算:
〜¥1,000
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