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推し活も夜の娯楽も“色恋営業”がなくちゃ面白くない!? 51歳独女が実践する「傷付かない楽しみ方」

コクハク

一歩引いて楽しむ(写真:mirae.)

 パートナーなしの51歳独女ライター、mirae.(みれ)です。前回のコラムで私が実際に見た“色恋営業”の修羅場についてお話しました。しかし、色恋営業で本気になり翻弄される人もいれば、同じように色恋営業をされてもなびかない人たちがいるのも事実です。
 個人的には「ホスト遊びに色恋をなくしたら一体何が残るのか?」と考えていますが、“ガチ恋”せずとも揉めずに楽しむ方法などをお伝えしたいと思います。

【48歳で「男」を知りました。】

“色恋”のないホストはつまらない

“色恋”ナシ?(写真:iStock)

 もし、ホストクラブやキャバクラなどのリアルな接触がある接客業で“色恋”のような営業がなくなったら…と考えてみて欲しいです。ホストとただ話をするだけのために、高いお金を出して飲食をする気持ちになれるでしょうか?

 都心部にあるホストクラブの多くは、初回の飲み放題のセット料金は0円~5,000円が相場ですが、2回目以降は2時間で約1万5,000円ほどのセット料金に加えて自分とホストの飲食代は別にかかります。

 たとえば、2時間の滞在で基本料金が1万5,000円かかるとして、そこにホストと自分の分のビール4杯分6,000円 (@1,500×4)、ポテトフライ2,000円を加え、さらに消費税も乗っかると、 総額で3万円以上と決してリーズナブルな金額ではありません。

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 そんな状況の中で、ただおしゃべりするだけで高額なお金を出す気になれるのか? と考えると、推しのホストを見返りなく応援する気持ちがない限り、厳しい気がするのです。せっかく高いお金を出すなら、甘い言葉も囁いて欲しいし、特別なこともして欲しい! とそれなりの見返りを期待するのは、ある意味当たり前でしょう。

 私はバンドやアイドルのヲタ活で大金を使ってきました。特別な色恋営業をされていたわけではないですが、なぜ貢ぐのかといえば、彼らから音楽やパフォーマンスという“見返り”があるからです。

 ホスト遊びでの見返りは、いわば、色恋。本心かどうかはさておき、お気に入りのホストからの愛を感じたい――。つまり、“色恋”をなくしたら、残るのは、どこにでもある普通の飲食店です。それなら、わざわざホストクラブに行かなくても良いのではないでしょうか?

“色恋営業は茶番”だと思え

君からのプレゼント、つけてるよ(写真:iStock)

 アイドルの追っかけ時代は、オタク友達と接触のあるイベントに足しげく通っていました。そこでは、アイドルによる“熱いファンサービス”が行われており、参加するオタクたちが狂喜乱舞するのです。

 熱いファンサービスとは、

・サイン会の時に恋人つなぎをして見つめ合う
・オタクひとりひとりに専用のサインをする
・「愛してるよ」などの熱い言葉をかける
・オタクが贈ったプレゼントを身につける
・キスするぐらいの距離感でツーショット撮影をする

 などなど、あげればキリがないですが、これらは実際に私がしてもらった&見た熱いファンサービスの一部です。どうでしょう? 「色恋営業と変わらないじゃん」と思いませんか。ちなみに、熱いファンサービスを数々受けてきた私はガチでハマることはありませんでした。「これは茶番(見え透いた芝居)だ」と割り切っていたからです。

“色恋営業は茶番”の連続です。どんなに相手が「僕は本気だよ」と言っても、ホストと客である以上、それは芝居だと思うのが、自分が傷つかずに楽しむ“最善策”だと思うのです。

“茶番”ができないなら風俗で遊ぶべからず

一歩引いて楽しむ(写真:mirae.)

 ホストクラブで熱い色恋営業をされてもハマらない人は、おそらく“色恋営業は茶番”だと割り切り、受け入れているのでしょう。その場限りの恋愛劇をホストと一緒に楽しむのがホストクラブの正しい遊び方なのかもしれません。

 どんなに甘い言葉をかけられても、“自分は客である”というボーダーラインを忘れないこと、それが色恋営業を楽しむのに一番大事ではないでしょうか。厳しいことを言うと、この茶番を楽しめないのなら、ホストクラブに行かない、ホストに金を落とさないのが賢明です。

 ハマってからでは遅いからです。これはホストクラブに限った話ではありません。最近は女性向け風俗(女風)でも色恋営業にハマってしまう人たちをよく見かけます。ホストよりも性的な接触がある女風では、色恋がなくても沼る要素が強いので、そこに色恋が混じれば泥沼化は必須でしょう。

女風であれども結局は“色恋営業は茶番”

 もしヤバイと感じたら、自分の心に“これは茶番なのだ”と言い聞かせてみてください。「私だけは違う、私は特別」などと思ったら、すでにハマりかけているので距離をおくことをおすすめします。どうか、自分に合った楽しい風俗の遊び方をしてくださいね。

(mirae.(みれ)/ライター)

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