<ケチ?>孫のためにお金を使わない実親や義親。お小遣いをもらっている子と比べるとモンモンとする
ママの実親や義両親が孫のためにお金を使うかどうかは、考え方次第。でも周囲の人と比べると、なんだかモヤモヤした気持ちになってしまうママもいるようですね。ママスタコミュニティのあるママから、こんな投稿がありました。
『ママ友の親は孫にお小遣いをくれたり、何か買いに連れて行ってくれたり、一緒に食事に行けばお金を出してくれること多いそうです。でもうちは自分の親も旦那の親も、そんなことはほぼありません。娘がお友達に「この靴はおばあちゃんに買ってもらったんだー」と言われているのを聞いて、複雑な気持ちです。親である自分たちが買うのは当然のことと思いますが、なんだか寂しい気持ちにもなってしまいました。食事に行けば人数分お金を出すのはもちろんわが家。お小遣いといえばお正月だけ。両家ともお金がないわけではなく、老後を楽しんでいるように見えます。悲しくなる私がおかしいのでしょうか』
投稿者さんの場合には、実親も義両親も孫のためにあまりお金を使ってくれないのだそう。そのためママ友の話を聞いて、切なくなってしまったり悔しく思ったりしたようです。親たちにはお金がないわけではないのだから、少しはお金を使ってほしいと思ってしまうものなのでしょう。そんな投稿者さんの気持ちをわかってくれるママもいて、こんな投稿がありました。
周囲と比べると嫌な気持ちになってしまう
『私も、周りの人は親持ちで旅行したりお米や果物が頻繁に届いたりして羨ましいなと思っている。学校で使うパソコンも、ママ友のところは買ってもらっているし。見ていて嫌になる』
あるママの場合も周囲のママ友は親世代に頼れる状況で、それを見ると羨ましい気持ちになってしまうようですね。また自分は親たちに何もしてもらっていないので、損をしているような気分なのかもしれません。
親たちにしてもらうのは、当然のことではない
『もらえるのは嬉しいことだけれど、当たり前ではないんだよ。もらえないから悲しいは幼稚な考えだよ』
『投稿者さんは負担に感じているけれど、相手も同じ気持ち』
もちろん親たちが孫や自分たちのためにお金を使ってくれるならば、金銭的にも助かるでしょう。周囲のママ友もそうしてもらっていることもあって、それが当然のことのように思えてしまうのかもしれません。しかし親たちが何かしてくれるのは当たり前ではありませんよね。親は親たちなりに考えてお金を使っているのでしょう。それに投稿者さんが親たちの食事代を支払うのを負担に感じているのと同じように、親たちも金銭的な負担を重く考えているのかもしれません。
親たちのスタンスは、子どもたちにとってもよい場合も
『お小遣いをくれるから、おじいちゃんおばあちゃんに会う。そうなるとお金やもの目当てでしか会わなくなることもある。今のままで仲よくできているならいいと思うよ。近所に住んでいるおばあちゃんが孫に「もう片方のおばあちゃんの方がお小遣いをくれる」と言われていて、可哀想だったな』
親たちが孫にお小遣いをあげたりほしいものを買ってあげたりすると、孫にとっておじいちゃんやおばあちゃんと仲よくする目的がモノやお金になってしまう場合も。そのような関係になるのは、寂しいものがありますよね。「おじいちゃんやおばあちゃんのことが好きだから会う」となるように、モノやお金を判断基準にしないことは大切かもしれません。
親たちと自分たちは切り離して考えよう
『親が自分たちのことは自分たちでできて、楽しんで暮らしているのは素敵だと思う。投稿者さんの家庭を別世帯として尊重していると思えばいいよ』
『老後を楽しんでいるようであればいいのでは? 子ども家族に依存したり、孫をモノやお金で釣って手元に置こうとしたりする人もいます』
お金があるならば子どもたちや自分たちのために使ってほしいと思ってしまうものでしょう。しかし親といえども、よその家庭です。投稿者さんの親たちは自分たちの生活を楽しんでいて、それに生活費などのお金の負担を要求するわけでもありません。また孫をお金やモノで釣るようなこともありませんから、口出しをすることもなさそうです。それを踏まえると、「お互いに自由度が高い」と前向きに考えることもできそうですね。親たちもお金を負担するならばあれこれ言いたくなるでしょうから、そうされないのは実は投稿者さんにとっても楽なことなのかもしれません。「お金を出すから干渉されるのと、お金の負担はしないけれど口出しもしない」のどちらを選ぶのか? 周囲と比べると自分は損をしているように見えますが、本当は違うとも考えられますね。