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講談社のウェブコミック配信サイト・アプリ「マガポケ」で連載中の漫画『薫る花は凛と咲く』（著・三香見サカ先生）。底辺男子校と呼ばれる千鳥高校に通う紬凛太郎と、隣接するお嬢様校・桔梗女子に通う和栗薫子が、凛太郎の実家のケーキ屋で出会い、互いを知りながら少しずつ距離を縮めていく学園青春物語です。

凛太郎と薫子のピュアな恋や、その友人たちの心の成長が描かれるストーリーは多くの読者の心を掴み、累計発行部数は500万部（2025年6月時点）を突破。そんな本作のアニメがいよいよ7月から放送されます。

本稿では凛太郎の友達・依田絢斗（よりたあやと）の情報をまとめてお届け！ 基本プロフィールに加えて、性格・人柄、兄弟について、凛太郎との関係、名言などをまとめて解説していきます。

※本稿には若干のネタバレが含まれます。

【写真】『薫る花は凛と咲く』依田絢斗の情報まとめ

依田絢斗（よりたあやと）

学校・学年：千鳥高校2年1組
年齢：16歳
誕生日：3月16日
身長：163cm
血液型：O型
星座：うお座
家族：父、母、兄3人
好物：すっぱいもの
趣味：スノーボード
Q1.マイブームは？：凛太郎たちを隠し撮りすること！
Q2.子供の頃の夢は？：恐竜を飼う！

温厚で周りが見えている平和主義者、だけど……

温厚な依田は常に冷静で、よく周りを見ています。友達の輪の中にいるときでも、盛り上がる仲間をいつもニコニコと眺めていることが多く、そのためか友達の変化にもよく気が付き、声をかける気遣いができる人物です。

喧嘩が嫌いで、友達が喧嘩したときに宥めるのはいつも依田の役目。捻くれ者ですぐに悪態をついてしまう夏沢や感情のままにヒートアップしてしまう宇佐美を落ち着かせたり、喧嘩の仲裁をしたりすることも少なくありません。

しかしながら、凛太郎、依田、宇佐美、夏沢の4人の中で腕っぷしが一番強いのは依田という意外な一面も。一番小柄で顔も可愛らしいうえ、日頃の温厚な姿からはなかなか想像がつかないのですが、とんでもなく喧嘩が強く、たった一人で複数人を倒してしまえるほど。

依田が怒って本気を出すのは決まって友達や大切な人たちのため。優しくて正義感が強い彼は、正しく拳を振るうことができる男なのです。

憧れは一番上の兄！ 4人兄弟の末っ子

　
依田が喧嘩が強い理由は、男兄弟の中で揉まれて育ったから。小さい頃から争いごとは嫌いだったものの、次男と三男の喧嘩によく巻き込まれており、それに負けじと応戦するようになったことで自然と腕っぷしが強くなっていきます。

そんな中で憧れたのは14歳年上の長兄でした。自分には到底止められない兄たちの喧嘩を止め、自分を可愛がってくれる兄・省吾。依田の正義感の強さは長男譲りであり、千鳥高校にも兄の母校だからという理由で進学しました。

凛太郎との関係

　
1年生の頃は別のクラスだった依田と凛太郎は、文化祭実行委員としての活動をきっかけに出会います。始めは強面の凛太郎と関わるのに少し躊躇していた依田でしたが、凛太郎の真面目で優しい人柄を知り、友達に。

その後、2年生で同じクラスになってからは宇佐美、夏沢とともに4人でつるむようになります。互いに人をよく見ている依田と凛太郎は、お互いの抱えた悩みに気付くことも多く、声をかけたり相談したりと相手のことを信頼して頼り合っているようです。

依田絢斗の名言

「友達傷付けられたら 話は別でしょ？」

薫子とその友達・昴といるときに不良グループに難癖をつけられた凛太郎。そこへ依田たちが助っ人に入り、凛太郎と女の子2人を逃がして不良たちとの喧嘩を引き受けます。

その中の一人に凛太郎が怪我をさせられたと知った依田は、静かに激高しひとりで全員を倒し、笑顔でこの一言を口にしました。地面に倒れ込む相手に「凛太郎は最高にかっこいい男だよ」と伝え、夏沢たちとともににこやかにその場を後にしました。喧嘩は嫌いだけど、友達を傷付けられたら黙ってられない、依田の信条が感じられるシーンです。

「どんな答えを出したとしても 僕は応援するよ」

凛太郎から恋愛相談をされた依田。しかしながら、依田自身も誰とも付き合ったことがなかったため、答えになるような回答はできませんでした。それでも、正直に自分の気持ちと考えを伝えます。

凛太郎が初めて自分に相談してくれたことを嬉しく思う依田は、こちらの一言で凛太郎の気持ちを後押し。応援してくれる友達の存在を改めて感じた凛太郎は、自分の気持ちと向き合い、答えを探していくのでした。

声優は石橋陽彩さん

依田絢斗を演じるのは石橋陽彩さん。8月24日生まれ、千葉県出身。『リメンバー・ミー』のミゲル役をはじめ、『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』の大成タイセイ役など、数々の人気作品に出演しています。

作品情報