浜松市に静岡県初の「セルフカフェ」 電源とWi-Fi完備 時間もスタッフも気にならない
■イオンタウン浜松新橋の1階 愛知県外で初の店舗
愛知県で展開されている無人のカフェ「セルフカフェ」が浜松市にオープンした。愛知県以外の店舗は初めてとなる。ドリンクは1杯330円からで、利用時間の制限はない。電源とWi-Fiも完備されており、ビジネスマンにも学生にも快適な空間となっている。
静岡県初進出となった「セルフカフェ浜松新橋店」は、浜松市にあるショッピングセンター「イオンタウン浜松新橋」の1階に入っている。イオンタウン浜松新橋は3月29日にグランドオープン。浜松駅から車で15分ほどの距離にあり、浜松駅から遠鉄バスを利用する場合は「新橋東」や「新橋町」から徒歩数分で着く。
セルフカフェは名古屋市を中心に愛知県内で11店舗を展開し、浜松新橋店は12店舗目となる。コンセプトは「お家・カフェ・図書館のちょうど間のような存在」。家ほどのくつろぎはなくても勉強や仕事に集中できる環境が整っており、図書館のような静けさはないが適度な賑やかさのある空間を目指している。
最大の特徴は、スタッフがいない無人のカフェであるところ。コーヒーや紅茶、ココアや抹茶ラテなどドリンク購入し、好きな席に座る。ドリンクは1杯330円からで、ドリンクサーバーのメニューが豊富な浜松新橋店ではオレンジジュースも用意し、全品で通常の1.7倍サイズも注文できる。購入はキャッシュレス決済のみで、防犯面を考慮して現金は取り扱っていない。
利用時間に制限はなく、会員登録の必要もない。電源と高速Wi-Fiが完備されているため、時間やスタッフの目を気にせず、仕事や勉強ができる。Free Wi-Fiよりも通信速度が速く、動画視聴やオンライン会議のストレスも少ないという。通常のカフェのように会話も問題ない。
セルフカフェ浜松新橋店は年中無休で、営業時間は午前5時から翌日午前1時まで。座席数は42席となっている。
（SHIZUOKA Life編集部）