3月14日まで「生の声」を募集中 10月発行「地球の歩き方 山口市版」
旅行ガイドブック「地球の歩き方」の山口市版が、今年10月に発行される。それに伴い同編集部では「創刊記念アンケート」を実施中。寄せられた「生の声」を編集内容に生かしていく。締め切りは、3月14日(金)だ。
質問内容は、①表紙にしたいと思う山口市の絵柄②いちおしのスポット③おすすめのグルメスポット④いちばん好きなご当地グルメとその理由⑤山口市の自慢orあまり知られていないが人に教えたいこと⑥山口市で必ず買いたくなるもの⑦山口市の方言のイメージ、好きな言葉⑧今後訪れたいスポットとその理由⑨山口市民のご当地あるある⑩山口市とのご縁、の10問。
投稿は、応募フォーム(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdv_wvXba8w1FcsBho8O5vLa7bdIxYEK0-6CHwEDIG9DiKvfA/viewform)から。投稿した人の中から抽選で、「地球の歩き方オリジナル御朱印帳」が10人、同クオカード500円分が20人に当たる。
「地球の歩き方」は1979年に創刊。海外を旅する人たちに現地のディープな情報を届ける”バイブル”として人気を集めた。だが、海外旅行が禁じられたコロナ禍での売り上げが95%減となり、2020年9月に初の国内版となる「東京」を出版。同年12月にはダイヤモンド・ビッグ社から学研グループに事業譲渡され、その後は数々の「国内版」や、「(月刊誌の)ムー」「ディズニー」などとの「コラボ版」、「aruco」「旅の図鑑」など多彩なシリーズを発行。V字回復を遂げている。
「国内版」は現在、「日本」「東京23区」「東京多摩地域」「京都」「沖縄」「北海道」「神奈川」「埼玉」「千葉」「札幌・小樽」「愛知」「世田谷区」「四国」「北九州市」「東京の島々」「広島」「横浜市」「群馬」「茨城」「栃木」「大阪」の21冊が刊行されている。2月20日には「みちのく」が発売。さらに、3月に「徳島」、4月に「信州」、8月に「兵庫」「静岡」が出版を控える。
山口市版は、同市が昨年1月にニューヨーク・タイムズ紙の「2024年に行くべき52カ所」に選ばれたことから、同編集部から制作を提案。2025年10月に市町合併による新山口市誕生から20周年を迎えることもあり、その提案を受け入れた。「市の魅力の再発見や、シビックプライドの醸成にもつながれば」と同市。発刊に要する経費は、民間による広告掲載が中心となるが、同市も「シティーセールスの一環」としてある程度(具体的な金額は今後協議)負担する。A5変形判・256ページで、販売価格は税込み2200円になる予定。単独の市としては、北九州市、横浜市に続く3市目で、政令指定都市以外の国内版は初となる。