森町の豊かな自然を感じられる【西向き】。敷地内に宿泊施設もオープン。持続可能な里山の暮らしを発信したい
森町に移住し、活動をする理由とは?
西部の山間地に位置する森町は、三方を山々に囲まれ、町の中央には太田川が流れる自然豊かな町です。今回は、そんな森町で様々な取り組みが行われている、とある場所を紹介します。
森町亀久保に「西向き」と呼ばれる場所があります。この地でかつて使われていた屋号を受け継ぎつけられた名前です。3000坪の敷地をもつ「西向き」の中では、自然を肌で感じることができます。
「西向き」で暮らす、オーナーの佐野さん一家です。里山での暮らしを知ってもらうため、SNSなどで活動を発信しています。
西向き 佐野達哉さん:持続可能な暮らし方、こういう暮らし方も楽しいよというのを伝える活動をしています。多くの人が足を運ぶ場所を作りたいです。
この日は海外からのボランティアと梅を収穫し、梅⼲し作り。敷地内で採れる収穫物を使い、季節ごとの保存⾷を作っています。
この春には、宿泊施設もオープン。 家の⾻組み以外、佐野さんと国内外からのボランティアで作り上げました。
そして現在は、古⺠家をコミュニティスペースへとリノベーション中です。
そんな佐野さん一家は3年半前、森町に移住してきました。
西向き 佐野祥さん:地球にも優しく、世の中をよくする暮らしをしていきたいと考えたのがきっかけです。そんなとき、静岡でこういう場所を見つけたので、移住してきました。
「西向き」が⽬指すのは、山の上で集える場所です。 ロッジ、コミュニティスペースを活用し、山間部にゆっくりと滞在してもらいたいと考えています。
西向き 佐野祥さん:地域の人をはじめ、訪れる人が自分の場所と思えるような場所づくりをしていきたいです。
これからも里山の暮らしを発信し、森町を盛り上げていきます。
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■西向き
住所:森町亀久保296
Instagram:nishi.muki
(2024年6月22日放送)