野村忠宏さん、柔道8段に昇段するための稽古をスタート!?
今月のゲストは、柔道家の野村忠宏さん。
今週はさらに野村さんのプライベートに迫っていきます!
身体を酷使し続けたアスリートの最終形態!?
12月に50歳を迎える野村さん。現役の頃と変わりない姿に見えますが、自分では『白髪、疲れやすさなど肉体の衰えを感じている』とのこと…!
現役時代は60kg級、引退した40歳の時には65kgで体脂肪率3.4%だったそうですが、最近家の体脂肪計に乗ったら、25%になっていたとおっしゃっていました。
また野村さん、引退する時に大学病院の整形外科の先生に『野村君の身体は酷使し続けたアスリートの最終形』と評されたそう!
野村:膝や肩も含めて、だいぶ手術しているので、これ以上は整形外科のドクターとしてかばいきれないと、それくらいボロボロだったんです。まだわからないですけど、今年も来年も一回ずつ肩と膝の手術をしなきゃいけないなとか、、、(笑)
要:今はトレーニングしていないのに、まだ手術があるんですか!?
野村:既に関節が変形してて、そこから新しい症状になったりとか、そういう連鎖からですね。だからオリンピック3連覇しておいてよかったなと思うのが、酷使して身体はボロボロだけど3連覇は残っているということで。これが無かったら、ただのボロボロやんと思って(笑)
近藤:もうそれだけ全身全霊で戦っていたという事がわかりますよね。
要:僕も陸上をやっていた時、ヘルニアになりましたけど、痛みが無いというだけですが、やめたら良くなりましたけど、、、、
野村:そういう怪我もあれば、やっぱり一生抱え続けなきゃいけないものもあって。手術しても完治しないものもあるので、、、。肉体的な衰えがくる中で、自分の健康を考えたときに、これから20年30年先考えて、体をどうしていくか、ってすごい考えますね。
追い込むではない心地よいトレーニングをピラティスで!
続いて二つ目の直近プライベートニュースを伺ったところ、身体のバランスを整えるためピラティスに通っている!ということ。
はじめは、『女性たちがキラキラとしている』というイメージがあったそう。実際にやってみると骨盤や背骨の姿勢矯正にも役立っていると話していました。
野村:スポーツって結構やっぱ左右のバランス大事っていいますけど、自分は逆に、右と左、上半身・下半身のアンバランスが生み出す技の速さと強さがあると思ってたんです。だから同じ投げ方を何度もしていて、それに特化した身体だったんです。
要:あー!なるほど!
野村:でも引退して、故障も多い中で、日常生活を送るにはやっぱりバランスが重要だなと。その中でピラティスを。柔道とはまた違う、ストレッチしながらインナーマッスルにも刺激入れてという、今までの追い込む!ではない、なんかすごい心地いい感じで。最初は気恥ずかしさもあったんですけどね(笑)
柔道8段に昇段するための稽古をスタート⁉
柔道には全部で10段ありますが、野村さん現在柔道8段にあがるための、稽古をスタートしたとのこと。
オリンピックで金メダルを取得していたら、殿堂入りしそうですが、、、。
オリンピック・世界選手権などでメダルを取得すると、特別昇段として5段までは上がれますが、6~10段には特別昇段がありません。これは柔道は武道であり、道であるため、強ければ最高という事ではないということで、142年の歴史がある中で、10段を取られた先生は15名しかいないそう!
野村:自分は段に全くこだわりがなくて、38くらいの時に7段とったんです。でも周りで野村忠宏より段が上の同世代が出てきて。そしたら子どもから『○○くんのお父さん、パパより強いの?』て
要・近藤:(笑)
野村:え、なんで!そんなことないよ、なんで?って(笑)そしたら『あのパパ6段もってるやん、7段もってるやん』て言われて、ちょっとイラッとして(笑)じゃあとってやるよ!って(笑)
要・近藤:あはははは(笑)
野村:だからまああ8段が欲しい!というよりも、それを取る過程で古式の型をもう一度学べる機会を作るので、その過程ですね!(笑)
これまでの経験を集約したサロンを作りたい!
現在49歳の野村さん。いったいどのような50代にしたいか伺いました。
野村:50代目前にして、怪我の経験とかピラティスで身体を作ったりとか、身体にフォーカスした活動をしているので、それらを一つにまとめて、自分が通いたいと思える、そういうコンディショニングのサロンみたいなものを、事業として作っていきたいっていうのがありますね。
要:それいきたい…!
近藤:野村さんの実体験を踏まえたサロンだったら、
要:絶対結果出そうな感じする…!
野村:自分の経験をぐっと集約した良いものを作りたいっていうチャレンジですね!
要:それはもう、出資したい人いっぱいいるでしょう!
また、今までチャレンジできていなかった他のスポーツにもチャレンジしてみたい!と話していました!
人生の要は“柔道”
そして最後に、番組恒例の質問:”人生の要”になっている、モノやコトについて伺いました。
野村:もう柔道しかないですね!
要:そうですよね、、、!人間関係も精神的な部分も軸になっているものが柔道ですもんね。引退したとはいえ、これから8段を目指すということで!
野村:そうですね~、8段取ったらど派手なパーティーでもしようかな(笑)柔道らしくない(笑)
要・近藤:あはははは(笑)
近藤:ぜひホテルのルーフトップバーでやってください!
野村:貸し切りで(笑)
4週間にわたって、道家の野村忠宏さんにお話うかがいました。
素敵で貴重なお話をありがとうございました!