【リアル給与明細】46歳、葬祭事務。今から始められる副業はありますか？【FPが解説】
読者から寄せられたリアルな給与明細を大公開。質問内容から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【46歳 葬祭事務】
【リアル給与明細】46歳、葬祭事務の場合
プロフィール
46歳、女性
葬祭事務
▼現状
仕事内容は、経理・総務・受付・一般事務全般。
労働時間は月160時間、残業なし。
ボーナスなし。
【相談内容】もう少しお給料が欲しいですが、小さい会社なので難しいと考えています。私にもできる副業はありますか？
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は適正額？
質問者さんは、もう少しお給料が欲しいけれども難しい、自分にもできる副業があればやってみたい、とお考えなのですね。
では、質問者さんのお給料が適正なのかどうかを見ていきましょう。
質問者さんのお給料は、交通費を差し引いて年収換算すると約333万円。
一方、葬儀屋さんで働く人の平均年収は350〜550万円です。
*……参考https://sougi.work/magazine/article/10100163
質問者さんの現在のお勤め先はボーナス支給がないため、平均年収よりもやや低い金額となっているようです。
事務職におすすめの副業はこれ！
では、質問者さんの経験で稼げる副業にはどんなものがあるでしょうか？
経理、総務、受付、一般事務をこなし、且つほかの事務職に比べて接客スキルが求められる葬祭事務をこなしている質問者さんには、オンライン秘書がおすすめです。
オンライン秘書は、WEBでのやり取りを通じてクライアントのバックオフィス業務を代行するサービス。
秘書業務だけでなく、経理や人事、営業事務、資料作成やWEB系業務なども請け負います。
実際に会って業務を依頼されるわけではなく、WEB上で文章で依頼を受けるため、相手のニーズを汲み取る力が必要です。
高いサービス精神が求められる葬祭事務を経験されている質問者さんにはピッタリの副業ではないでしょうか。
オンライン秘書は個人でもできますが、慣れないうちはオンライン秘書サービス提供会社に登録して仕事をもらうことも可能。
副業初心者さんでも始めやすいのは嬉しいポイントですね。
まとめ
・質問者さんの現在のお給料は、平均よりもやや低め。
・事務全般ができて、接客スキルの高い質問者さんにおすすめの副業はオンライン秘書です。