ふるさと納税でやりがちな3つの失敗「今すぐ確認する」「気を付けます」
節約生活スペシャリストの三木ちなです。ふるさと納税を活用しながら、5人家族で月2万円台の食費をキープしているわが家。しかし過去には、“やってしまった”と後悔したこともありました。ここでは、ふるさと納税歴9年のわたしが「失敗したこと」を経験談と合わせてご紹介します。
失敗その1.届くのに時間がかかった
ふるさと納税は魅力的なものばかり。食費の節約になりそうな食材を中心に選んでいるのですが、じつは「配送時期」がとても重要。
申し込んでから届くまでに時間がかかりすぎると、「いつ届くんだっけ?」と忘れる可能性大です。なかなか配送されない“待ちぼうけ”の期間が長くなると、計画的にふるさと納税を活用できません。わたしも過去に、6ヵ月待ちの返礼品に寄付した結果、申し込んだことを忘れてほかの返礼品と一緒にまとめてどっさり届いた……なんてことがありました。
気長に待てる方はいいのですが、あまりに遅いと計画的に食費節約に役立てるのがむずかしくなります。個人的には、配送までそれほど時間がかからない、1~2ヵ月程度で届く返礼品がおすすめです。
失敗その2.使い勝手が悪かった
節約のために、内容量が多い返礼品を選ぶ方もいるでしょう。わたしも、お肉や魚の返礼品をチェックするときは、2~3kg届く返礼品を選ぶことが多いです。
しかしこのとき気を付けたいのが、「小分けになっているかどうか」。よく見ずに返礼品を選ぶと、「お肉が1kgブロックで入ってた!」なんてことになりかねません。
ブロック状のお肉だと、半解凍して切り分けた後に保存する手間がかかります。
そこでわたしは、使い勝手にも注目! 250~500gずつ小分けでパッキング済みの返礼品をチョイス。小さなことかもしれませんが、この包装の仕方と量が違うだけで料理するときの負担が全然違います。
失敗その3.置き場所に困った
ふるさと納税を行うには、返礼品が届く心構えが必要。小さなものならいいのですが、食材やトイレットペーパーなどの日用品を申し込む場合は、置き場所を確保しておかなくてはなりません。
特に冷凍ものの食材は注意。冷凍肉や魚を保存するスペースが足りないと、無理に消費するほかありません。
わたしも過去に、返礼品が届く時期にまとめ買いをしていまい、保管場所が足りずに焦ったことがありました。
冷凍庫や収納スペースが限られている以上、スペースをきちんと開けておくことが大事です。
勢いで申し込むのは避けて
ふるさと納税で食品の返礼品を申し込むのなら、選び方や下準備が必要です。
勢いだけで寄付すると、失敗につながりかねません。「やってしまった」と後悔しないように、返礼品の詳細を確認のうえ計画的に活用しましょう。
※食材は一部ふるさと納税の返礼品を活用しています。
※わが家の食費はお米代・お菓子代別です。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア