横浜F・マリノス 楽しみながらSDGs学ぶ 例年以上の賑わいに
横浜F・マリノスは9月28日、日産スタジアムでのFC東京戦で「F・マリノスSDGsFES2024」を開催した。気軽に参加して楽しみながらSDGsの理解を深めることを目的としている。2022年から始まり今回で3回目。
ゴミ拾い活動や再利用・再資源化するための衣料品回収、鴨居中(緑区)和みルームとF・マリノスの取組み紹介、杉田小(磯子区)個別級児童によるエコたわし作り体験会など、16の企画が用意された。
今回は特に来場者数が多く、ブラインドサッカー体験ブースには約300人が参加した。知的障害者サッカーチーム「横浜F・マリノスフトゥーロ」の選手らがサポートして行われたボッチャやモルックの体験会では、親子対決や3世代対決が繰り広げられる場面も。
初企画の一つ、ブックドライブは、読み終わった本を回収し、障害者就労施設に寄付する取組み。79組、474冊が寄付され、施設で販売できる状態にし、オンラインで売られる。
(一社)F・マリノススポーツクラブ地域連携本部ホームタウン課の服部哲也さんは、「SDGsに対する意識が高い人が増えているように感じる。体験会を増やせば、より楽しんで学べるのでは」と振り返った。