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インフルだから「修学旅行ずらせる?」⇒令和でも健在でした。“あたおか”モンペの恐怖実態

コクハク

(C)コクハク
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 モンスターペアレント、略してモンペ。自己中心的、理不尽、過保護、クレーマーとして学校や教師を悩ませる存在ですが、LINEでもその姿は健在のようで…。

 教師だけでなく他の保護者をも戦慄させるLINEは、思わず「はぁ⁉」と言いたくなる内容ばかりでした。

なんだこのLINE! 令和モンペの実態3選

 学校や教師にいきすぎた要求や苦情の連絡を入れるモンペたち。果たしてこれらは本当に「子どものため」なのでしょうか? さっそく怪物たちのLINEを見ていきましょう。

1. 無理に決まってるだろ!

(C)コクハク

「かなり前の話ですが、モンペいましたね〜。前年度の担任から『この子の親には注意してね』と言われてたのである程度覚悟はしてましたが、予想以上でした。

 自分の子どもがインフルエンザになったからと、修学旅行の日程を変更するようにLINEしてきたんです。思わず嘘でしょ⁉ と声が出ちゃったほどビックリしました。

 こんな都市伝説みたいなモンペ、本当にいるんですね。

 当然、1人の都合で日程を変えるなんてできませんから予定通り決行しましたが、そのあともひどかったです。『教師が子どもを仲間外れにするなんてどういうつもりだ!』って学校まで乗り込んできましたから…」(42歳・女性)

 我が子の体調不良に合わせて修学旅行の日程を変えようとするモンペ。要望が通らなかったからと「仲間外れにされた!」と被害者面され、学校中が対応に追われたそうです。

2. きっかけを奪う親

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「勤務時間が終わってスマホを見たら、ある保護者から何通もLINEが入っていました。その日にした席替えで娘さんが仲良しの友達と離れてしまったから、席を元に戻せという内容でしたね。

 2カ月に1度席替えをしていたのは、子どもたちの交友関係を広げる狙いもあってのこと。

 それと、その生徒が仲良しの友達にかなり執着していたようで、友達の親御さんから『トラブルになる前に距離を置きたい』と言われていたんです。

 結局、生徒のほうは3日程度で慣れて楽しく過ごしていましたが、その後も母親からクレームの電話が毎日かかってきました。友達に執着しているのは親のほうなんでしょうね」(38歳・男性)

「子どもが嫌がってるからこうしてくれ!」と要求してくる親は、他にもかなりいるそう。教師が板挟みになって、病んでしまうパターンも少なくないようです。

3. それ普通じゃないよ?

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「これは学生時代の女友達とのLINEです。

 私の子どもが小学校に入学するので、1学年上の子どもを持つ彼女に相談したり情報をもらったりしていました。でも途中で気づいたんです。『この友達は普通の親じゃないかも…』って。

 だって家でケガしたのに先生が迎えに来てくれないとか、給食着を洗ってもらえないとか、どう考えてもおかしいですよね? 『は? モンペになってんじゃん!』って焦りました。

 なのでこの日を境に徐々に距離を置いてます。モンペを敵に回すと厄介そうなので、気づかれないようにそーっとですけどね(笑)。『学校の先生って大変だなぁ…』って心から思いました」(41歳・女性)

 親がすべきことまで学校に求める友達に「やべぇ、こいつモンペじゃん!」と気づいたとのこと。距離を置くのは賢明な判断でしょう。

無意識にモンペにならないよう注意しよう!

 モンペの実態を垣間見てみましたが、客観的に見るとこれはヤバい…という内容ばかりでした。しかしいざ自分が親の立場になると、無意識にモンペ化してしまう人が一定数いるのも事実です。

 自分と同じ言動を他の親がしていたらどう感じるのか、客観的な視点で確認するよう意識したいですね。

(※LINEのやりとりの画像は、エピソードをもとに編集部で作成したものです)

(コクハク編集部)

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