【6/6~8】夏の訪れを告げる「ゆかたの着始め祭り」。広島市中区の圓隆寺で「とうかさん大祭」開催
2025年6月6日(金)~8日(日)の3日間、広島市中区の圓隆寺(えんりゅうじ)で「とうかさん大祭」が開催されます。
圓隆寺は、1619年に開山された日蓮宗の寺院。
「稲荷(とうか)大明神」は、法華経の守護神であり、圓隆寺の総鎮守です。
崇敬と親しみを込めて「とうかさん」と呼ばれています。
毎年6月の第1金曜日から日曜日にかけて開催される「とうかさん大祭」は、この「稲荷大明神」のお祭り。
圓隆寺が開山された翌年に始まり、その歴史は400年以上を誇ります。
「住吉祭」や「胡子大祭」と並んで「広島三大祭り」の一つに数えられ、「ゆかたの着始め祭り」としても愛されています。
期間中には、境内にたくさんの赤い提灯が並び幻想的な雰囲気に。
ぜひ浴衣をまとって訪れて、ゆったりとした気持ちで参拝しましょう。
大祭特別祈祷や大祭写経も受付中。
詳しくは圓隆寺のホームページでご確認ください。
大祭中の主な行事
御開帳法要
【日時】6月6日(金)18:30~
「稲荷大明神」が御開帳されるのは、「とうかさん大祭」の期間中のみ。
大祭の始まりを告げる、特別な行事です。
焚き上げ法要
【日時】6月7日(土)15:00~
お札やお守りのお焚き上げが行われます。
希望する場合は、事前にお寺の返納箱へ入れてください。
御閉帳法要
【日時】6月8日(日)20:30~
3日間にわたって御開帳された、「稲荷大明神」の御神体の扉が閉められます。
大祭が無事に行われた報告を行い、参拝者の大願成就を願う行事です。
また、期間中には「広島太鼓保存会」による「稲荷大明神」への奉納太鼓の披露も予定されています。
境内に響き渡る迫力の音色を楽しむことができますよ。
大祭限定授与品・御朱印
厄除けうちわ
昔から「とうかさん大祭」の名物として大切にされているうちわ。
「厄」は「夏の災い(病)」を指しており、今年の夏を乗り切るために災いを吹き飛ばすという意味が込められています。
提灯
圓隆寺に奉納される提灯は、「稲荷大明神をはじめとする神様がこの場所に来てくださるように」という願いを込めた目印のようなもの。
赤い色には、魔除けの意味もあるとされています。
お守り用の提灯はミニサイズ。
会社や家庭など、身近な場所に置くことができます。
令和7年度限定御朱印
毎年絵柄が変わる、「とうかさん大祭」期間限定の御朱印(初穂料300円)。
今年は赤い提灯や花菖蒲のイラストが描かれています。
期間中には例年約8万人が参拝し、周辺一帯も多くの人でにぎわいます。
交通規制が実施されるため、お出かけの際はご注意ください。
※交通規制の詳細はこちらでご確認ください。
期間中には、周辺で「ゆかたできん祭」も同時開催されます。
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開催情報
期間2025年6月6日(金)~8日(日)開門時間6月6日(金)12:00~23:00
6月7日(土)11:00~23:00
6月8日(日)11:00~22:00会場圓隆寺(広島市中区三川町8-12)HPhttps://toukasan.jp/toukasan-grand-festival/SNSInstagram:@toukasan_hiroshima
X:@toukasaaaaaaan
Facebook:@toukasan問い合わせとうかさん祭禮委員会 TEL:082-241-7420
ライター/時盛 郁子
※この記事の情報は2025年6月時点のものです。情報は変更になる場合があります。