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【梅雨・ゲリラ豪雨にも】プロ仕様も購入できる!雨の日も快適に過ごせる! 撥水・防水靴下の実力を徹底検証

TBSラジオ

日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み・・・1日イチ「へぇ~」なトピックスを。新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。

梅雨の季節、足元が濡れると一日中不快な思いをすることも。そんなとき頼りになるのが、近年注目を集める撥水・防水加工された靴下。ということで、さまざまな価格帯の撥水・防水靴下を実際に試し、その効果を検証しました。

撥水と防水の違いとは?
まず押さえておきたいのは「撥水」と「防水」の違い。撥水は水を弾く加工であるのに対し、防水は水を通さない加工となっています。使用シーンによって選び分けることが重要です。

手頃な価格で試せる!スリーコインズの撥水加工ソックス

価格 330円(税込)
サイズ 23cm~25cm(女性向け)
特徴 撥水機能の糸を使用して編まれている。
色や形も多数あって、なんと、1足税込330円とお手頃。白や黒はもちろん、水色やオレンジのものもあり、長さもスニーカーソックスタイプやショート丈のもの、デザイン性のあるものといろいろあります。

水の入ったスプレーをかけてみると「完全に防ぐわけではないが、水を弾く効果は実感できる」という結果に。

スタッフが片足に普通の靴下、もう片足にスリーコインズの撥水加工ソックスを履いて、水たまりを3往復したところ、普通の靴下は「ひやっと水が染み込んできた」のに対し、撥水加工ソックスは「そんなに濡れなかった」とのこと。

そして、特筆すべきは乾きの早さ。普通の靴下がまだ湿っている状態でも、撥水加工ソックスは6時間ほどで完全に乾いたそう。小雨の日にサンダルを履く際におすすめです。

靴下専門店の技術力!Tabioの撥水アメリブショートソックス

価格 男性サイズ(25cm~27cm) 1,540円、女性サイズ(22.5cm~24.5cm) 1,430円
特徴 靴下専門店ならではの撥水加工

こちらも撥水タイプですが、水が染みてくるまでの時間が長く、スリーコインズの製品より効果が高かったです。ただし、長時間水に浸すと徐々に染みてくる点は同じ。夏場は蒸れやすい点も考慮する必要があり、「雨が降っている時だけ履く」のが良いかもしれません!

本格派!おたふく手袋の「フーバー 防水ソックス」

価格 2,467円(税込)
サイズ Mサイズ(24cm~26cm)、Lサイズ(26cm~28cm)
特徴 防水シートを内蔵した三層構造、外部からの水と風をシャットアウト

ここからは本格的な防水タイプ。スタジオでの検証では、手を突っ込んだ靴下を水の入ったバケツに入れても、中は濡れませんでした。厚手でウェットスーツのような素材感があり、釣りなどのアウトドア活動に最適です。

プロ仕様!YOAKE PRODUCTSの「ウォータープルーフソックス」

価格 5,980円(税込)
サイズ Sサイズ(21cm~24cm)、Mサイズ(22cm~25cm)、Lサイズ(26cm~28cm)
特徴 完全防水の三層構造、耐水圧1万mm以上、通気性も確保。

最も高価な製品ですが、その分性能も抜群。スタジオでの検証で、手を突っ込んだ靴下を水の入ったバケツに入れたところ、冷たさは感じるものの、水は一切浸入しませんでした。

さらに、つま先には撥水加工も施されています。裏地にはパイル素材を使用しており、通気性も確保。くるぶしのちょっと上くらいまでと短めの長さ。黒とグレーの2色展開。

スー:長靴を持ち歩けない時に、鞄の中に入れておくと便利
野外フェスなどでサンダルを履いている時に突然の雨が降ってきた場合など、「足元の傘」として活用できそうです。

使い分けのポイント
小雨や短時間の外出 撥水タイプ(スリーコインズ、Tabio)
大雨や水辺でのアクティビティ(アウトドア) 防水タイプ(おたふく手袋、YOAKE PRODUCTS)
夏場の蒸れが気になる場合 通気性も確保されているYOAKE PRODUCTS
コスパ重視 スリーコインズ(330円)

雨の季節、足元の快適さを保つためにぜひ一足!

(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)

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