Yahoo! JAPAN

ぶっちゃけベランダは必要?ベランダにまつわるお悩みランキング

リブタイムズ

ぶっちゃけベランダは必要?ベランダにまつわるお悩みランキング

ベランダは上手に活用することで、生活を快適で楽しくしてくれます。一方で「あまり活用できていない」「活用する方法やお手入れ方法がわからない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。 今回、株式会社AlbaLinkは全国の男女500人を対象に「ベランダの悩み」についてアンケート調査を実施しました。【調査概要】調査対象:全国の男女 調査期間:2024年8月4日~5日 調査機関:自社調査 調査方法:インターネットによる任意回答 有効回答数:500人(女性324人/男性176人) 回答者の年代:10代 1.2%/20代 15.4%/30代 37.6%/40代 27.8%/50代 14.4%/60代以上 3.6%【調査結果サマリー】・ベランダを十分に活用している人は11.0% ・ベランダの活用方法1位は「洗濯物を干す」 ・ベランダの悩みは「掃除・手入れが大変」

ベランダを十分に活用している人は11.0%

ベランダを十分に活用していると答えたのは11.0%。「まあ活用している(43.8%)」と合わせても半数を少し超えただけの結果に。ベランダを活用している人は、意外に少ない印象です。広さや日当たりによって、活用できるかどうかは変わりそうですね。

ベランダの活用方法1位は「洗濯物を干す」

ベランダの活用方法の圧倒的1位は「洗濯物を干す(375人)」でした。日本では洗濯物や布団を外干しする人が多いので、納得の結果と言えるでしょう。2位「植物を育てる(119人)」、3位は「リラックススペースとして使う(44人)」となっています。洗濯物を干すのはもちろん、園芸やリラックススペースなど憩いの場として使っている人も多いようです。おうち時間が注目されるようになったことで、ベランダが「家にいながら外の気分を味わえる場所」として意識されるようになったのかもしれません。

<1位 洗濯物を干す>

・布団干し、洗濯物干しに活用しています(30代 女性) ・物干しスペースとして、物干し台を置いている(40代 男性) ・日当たりが良いので、洗濯物や布団を干しています(60代以上 女性)ベランダに洗濯物を干すのは、一般的なベランダの活用方法と言えます。洗濯物を干すのにしか使っていない人も多くなりました。室内干しやサンルーム、洗濯乾燥機を使っている人もいますが、外干しする人もまだまだ多いとわかります。シーツなどの大きなものは、ベランダのほうが干しやすいかもしれません。日当たりのいいベランダなら、外干しのほうが気持ちいいと感じる人も多いでしょう。なお「梅干しを干している」「干物をつくっている」など、洗濯物以外のものをベランダで干している人もいました。

<2位 植物を育てる>

・観葉植物を育てる場として活用している(20代 男性) ・プランターで朝顔を育てていて、リビングに朝顔からの木漏れ日が入るようにしています。夏などはとくに気持ちがいいです。冬は同じプランターでパンジーを育てています。色鮮やかなので、華やかでいいです(30代 男性) ・プランターで簡単に育つシソやミョウガを育てて、夏は薬味に使っています(50代 女性)ベランダを「ベランダ菜園」や「プランター菜園」で活用している人も多くなりました。庭がなくても、ベランダで家庭菜園や花の栽培を楽しめるのは嬉しいですよね。ただしマンションなどの場合はベランダが避難経路になりますので、経路を塞ぐようにプランターを置くのはNG。虫が発生したり葉や土で排水溝が詰まりやすくなったりすることから、規約でベランダ菜園を禁止しているマンションもあるので、注意しましょう。

<3位 リラックススペースとして使う>

・芝生を引いてリラックススペースに(20代 女性) ・キャンプ用のイスとテーブルを置いて、心地いい気候のときにはコーヒーなどを飲んで楽しんでいる(30代 女性) ・ソファとパラソルを置いて、リラックススペースとして活用(50代 男性)ベランダにテーブルやイスを設置し、家でオープンカフェ気分やピクニック気分を楽しんでいる人も多数。ベランダでグランピング気分を味わうことを指す「べランピング」という言葉もあります。ベランダの床に芝生やフロアデッキを敷いて、よりリラックス感あるおしゃれな空間にすることも可能です。マンションの場合は、避難経路を塞がない形でテーブルなどを設置するよう注意が必要。大きすぎたり重すぎたりするイスやテーブルも避けましょう。

<4位 物置スペースとして使う>

・不要品の物置(30代 男性) ・冬タイヤの保管(30代 女性) ・ゴミの一時保存や物置として(40代 女性)室内に置きたくない不用品やタイヤなどを、ベランダに置いているご家庭も多いようです。土がついているようなものをベランダに置けると便利ですよね。避難経路を塞がないような薄型のベランダ用物置も販売されています。

<5位 子どもの遊び場>

・シャボン玉やプールで子どもと遊ぶときに使っている(20代 女性) ・子どもの外遊びの場として活用しています。サッカーやスケートボードが好きなので、サッカー練習をしたりスケートボードの技の練習をしたりしています(30代 女性)ベランダに十分な広さがあるなら、夏にプールを設置するなど、お子さんの遊び場として活用できます。暑い時期で公園まで行くのが大変なとき、ベランダで遊べたら助かりますよね。小さなお子さんを遊ばせるときは、柵のそばに踏み台になるようなものを置かないなど、転落防止に十分注意しましょう。

ベランダの悩みは「掃除・手入れが大変」

ベランダの悩みを聞いたところ、1位は「掃除・手入れが大変(147人)」でした。2位「虫が来る(123人)」、3位「狭い(107人)」も多くの票を集めています。「狭い」「虫や鳥が来る」「暑すぎる」「人の目が気になる」などの理由で、ベランダを活用できていない人も多く見られました。

<1位 掃除・手入れが大変>

・室外機の裏や床が汚れやすい(20代 女性) ・近隣の庭から葉っぱが飛んできて、掃除が面倒(40代 女性) ・風が強く吹くと、砂埃が溜まりやすい(50代 男性)ベランダは埃や排気ガスで汚れやすい場所です。周辺環境やベランダの活用法によっては、枯れ葉や土で汚れることもあります。暑さや寒さが厳しい時期、広めのベランダを掃除するのは大変。戸建てで2階にベランダがあり、ベランダに水栓がついていない場合は、水を運ぶのも一苦労でしょう。またマンション・アパートによっては、「ベランダを傷める」「隣のベランダに水が流れ込む」などの理由で、大量の水を使う掃除が禁止されているケースもあります。そのため「どうやってベランダを掃除したらいいかわからない」と困る人もいるでしょう。

<2位 虫が来る>

・夏になると蜂の巣や害虫が多く、悩まされています(30代 男性) ・近くに公園があるため、虫が多いのは気になります(40代 女性) ・夜になると害虫が地面や壁にいたりして、使いづらい(50代 男性)ベランダは虫が寄ってきやすい場所です。「ベランダ菜園をしている」「虫の餌になるカビやコケが生えている」「排水口に汚れが溜まっている」「ベランダにゴミを置いている」などの場合には、とくに虫が発生しやすくなります。ベランダ自体に問題はなくても、周辺環境によって虫が寄ってきやすいこともあるでしょう。虫が大量発生しているのを見るとゾッとしますし、洗濯物に虫がついてしまい困っている人も多いのではないでしょうか。

<3位 狭い>

・もう少し広ければお花だけじゃなくて野菜も育ててみたいなと思います(30代 女性) ・ベランダが狭いので、洗濯物を干せる充分なスペースがない(40代 女性) ・スペースが1畳ほどで、利用するには狭いのが悩みです(60代以上 男性)もっとベランダを活用したいのに広さが足りない、と感じている人も多いようです。ベランダが狭いと、エアコンの室外機を置いただけでスペースがなくなってしまうこともあるでしょう。「洗濯物すら十分に干せない」という声もありました。洗濯物を狭いところに干すと、乾きにくそうですね。注文住宅にお住まいで「ベランダを狭くしてしまい、後悔している」という人もいました。

<4位 日当たりが良すぎて暑い>

・日当たりが良く、夏場は暑い(30代 男性) ・夏は日当たりが良すぎて、ウッドデッキの床でやけどしそうなくらいになる(40代 女性) ・午後からの日差しがきつい(50代 女性)ベランダが南側にあって日当たりが良すぎる場合、ベランダの床や手すりが高温になって危険なことも。お子さんがベランダで遊ぶ場合などは心配ですね。ベランダの素材自体が強烈な紫外線や熱で劣化し、耐用年数よりも早めにメンテナンスが必要になることも考えられます。ベランダ側の窓を通して部屋に熱が侵入し、冷房代がかさむこともあるでしょう。 対策としては「サンシェードなどで日よけをつくる」「ウッドパネルや芝生を敷いて照り返しを防ぐ」などがあります。

<5位 害獣・害鳥が来る>

・近くに鳩が住み着いているようで、衛生面で心配です(30代 男性) ・本当は物干しなどもしたいのですが、よく鳥が来るため、汚れる可能性があると考えてしまい、活用しきれていないのが悩み(40代 女性) ・鳥がよく飛んできてベランダにフンをしていくので不衛生(50代 女性)カラスや鳩によるフン被害についてのコメントが目立ちました。鳥のフンには病原菌が含まれているため、掃除に気を遣います。100円ショップやホームセンターで、防鳥ネットなど、ベランダ用の鳥対策が売られています。ベランダに鳥や動物の餌になるようなものを置かないのも、対策のひとつです。

<6位 人の目が気になる>

・ベランダの向かい側が隣家のベランダなので、丸見えになる(20代 女性) ・周りにマンションが多いので、見られるのが嫌(30代 女性) ・アパートの駐車場に面していて、スリット状の部分も多いため、何をしていても見えてしまう。見えなければもっとベランダで過ごしたい考えもあるが、現状ではできない(40代 男性)開放的なベランダは気持ちがいい一方、周辺に住宅や道路があると人の目が気になります。「洗濯物を干すのに気を遣う」「ベランダでリラックスしたいけどできない」という人もいるでしょう。対策としてはラティスや目隠し板の設置が挙げられます。

<7位 日当たりが悪い>

・朝にしか日が当たらないので、冬だと洗濯物が乾かない(20代 女性) ・ベランダが北側なので、日当たりが悪い(40代 男性) ・日当たりが悪く、洗濯物がパリッと乾かない(50代 男性)日当たりが良すぎることによるデメリットもありますが、悪すぎてもデメリットが発生します。例えば日当たりが悪いベランダでは洗濯物が乾きにくいほか、カビやコケが発生しやすくなります。カビやコケの掃除は大変ですし、放置すると虫の発生や床が滑りやすくなることによる転倒につながる可能性も。ベランダ菜園をしたくても、植物がうまく育ってくれないこともあるでしょう。

まとめ

ベランダは物干し場だけではなく、ベランダ菜園やリラックススペースとしても活用できます。お子さんが小さいなら遊び場にできますし、ペット用スペースとしても使えるでしょう。なお「幅はあるが、奥行きが足りなくて使いにくい形」「狭くしてしまって後悔」といった体験談も寄せられました。そのため今後家を建てる場合には、ベランダをどう活用したいかイメージしたうえで、広さや形を決めるのがおすすめ。マンションやアパートのベランダは用途や設置できるものが制限されている可能性もあるので、規約を確認してから準備してください。

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. よく使う道具ほど「ちょっとだけ贅沢なやつ」にした方がいいって話。そうたとえば片手鍋とか…【ライフハック】

    ロケットニュース24
  2. 大人気ラブコメ『正反対な君と僕』がTVアニメ化決定! 制作はラパントラックで2026年1月より放送予定

    PASH! PLUS
  3. 【公式レシピ】「ごはんですよ!」を鍋に入れると衝撃のおいしさ! そこには納得の理由が隠されていた

    ロケットニュース24
  4. 【四日市市長選2024】森智広さん3選、市街地再開発、全小中学校体育館の空調整備など推進へ

    YOUよっかいち
  5. 親子で行きたい♡ 子どもも簡単に作れる「ミニツリー」のワークショップ開催【京都市下京区】

    きょうとくらす
  6. コシノジュンコ「東京ってすごい!」MC・テリー伊藤&白濱亜嵐も感激! 都民一人ひとりが創り上げるファッションショー「TOKYO FASHION CROSSING 2024」開催

    舌肥
  7. 北九州市トップスポーツチームの試合結果(2024年11月18日~24日)

    キタキュースタイル
  8. 佐久間宣行プロデュースアイドル・ラフ×ラフ、新曲「超めっちゃ“キュン”でしょ?」リリース決定!

    Pop’n’Roll
  9. 新たな乱歩論に触れて 生誕130周年イベント 30日に名張で

    伊賀タウン情報YOU
  10. 神戸電鉄が期間限定の『クリスマス装飾列車』を運行するみたい。クリスマス気分が味わえる「車内イベント」も

    神戸ジャーナル