芸能界屈指の“食通”寺門ジモンと“スイーツ女王”ぼる塾・田辺 共通点は「食レポでボケるな! 笑うな!」
9月25日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京)に、2018年「キングオブコント」チャンピオンのハナコと、2019年12月に猫塾(田辺智加、酒寄希望)としんぼる(きりやはるか、あんり)が合流して誕生したぼる塾が出演した。ともに「お笑い第七世代」として注目され、テレビや雑誌で持て囃された2組である。しかしブームが去った今も、彼らはコントや漫才だけでなく、バラエティ番組で活躍を続けている。そんな好調な2組のメンバーたちだが、それぞれ悩みがあるようだ。
【写真】「寺門ジモンになりたい」ハナコ岡部と「寺門ジモンとの共通点がある」ぼる塾・田辺が共演
ハナコのリーダーである岡部大は近年、俳優としてドラマに出演し、その演技力が高く評価されている。彼が憧れの先輩としてネプチューン・原田泰造や東京03・角田晃広を挙げるのは、彼らがコント師としてのみならず役者としても活躍しているからだ。しかし、プライベートでは食べ歩きが大好きで、本当はダチョウ倶楽部・寺門ジモンのように、美味しい店を紹介して、皆に喜ばれたいと思っている。
寺門ジモンは芸能界屈指の「食通」として知られ、自ら店に足を運んで試食し、料理やサービス、雰囲気まで厳しくチェックする。『あちこちオードリー』のMC若林正恭も、過去のロケで寺門がプライベートで店の列に並んでいる姿に、何度か遭遇したと話していた。若林が「忙しくて店を開拓する時間がないだろう?」と岡部に聞くと、彼はロケ弁に手をつけず、空き時間に自分で調べた店に行っているものの、なかなか回りきれないのが悩みだ。
グルメといえば、“芸能界のスイーツ女王”として確固たる地位を築いているぼる塾・田辺智加も、自ら店に足を運んで食べることをモットーとしている。しかし、彼女も多忙なため、行きたい店を全て訪れるのは難しい。そこで銀座、吉祥寺、池袋から福岡まで各エリアの“食の師匠”と呼ぶ仲間たちから厳選されたスイーツ情報を収集し、実際に足を運んで判断するという日々を送っていると明かした。
ぼる塾・あんりによると、寺門と田辺にはいくつか共通点があるそうだ。特に食レポの試食に関しては厳しく、ある撮影現場で料理を前に楽しそうに大笑いするきりやはるかに、寺門が「笑うなよ!」と叱ったことがあった。田辺も作り手への敬意から「食レポでボケる人が大嫌い!」と語気を強める。さらに、差し込み映像用にカメラマンが料理を先に撮影する際は、「まず私に食わせろ!」と文句を言うほどで、温かい料理は温かいうちに、ラーメンなら麺が伸びないうちに食べるのが作り手への礼儀だと、田辺は常々話している。あんりが「若手がそんなこと言うもんじゃない」と嗜めたが、共演した寺門も同じように振る舞っていたという。
あんり曰く、田辺とデパ地下に行くと、店の人々が「これ食べてください」とよく商品を差し出してくれるそうだ。田辺が持っている紙袋を見て同じ商品を買い求める客が続出することから、田辺に対する一般の人々からの信頼がうかがえる。岡部は「寺門ジモンさんの背中が見えない」と嘆いていたが、これからも食べ歩きの道をコツコツと続けて欲しいものだ。
画像2枚目は『あちこちオードリー【水曜よる11:06テレビ東京系列】 X「放送ありがとうございました!!」』より
(TechinsightJapan編集部 みやび)