【鉄輪地獄地帯公園】別府市をモチーフにした大型複合遊具や自然が楽しめる公園
子どもたちがのびのびと遊べる場所として、また大人たちが自然を楽しんだりスポーツや健康づくりを行う場として幅広い世代の方に利用されている「公園」。
今回は、別府市の"地獄"が集まる地域にある『鉄輪地獄地帯公園』をご紹介します。
アクセス
JR別府駅からは、鉄輪方面へ車で20分ほどのところにあります。
駐車場は5ヶ所あり、内1ヶ所が有料となっています。
有料駐車場は、グランピング施設「グランシア別府鉄輪」がある場所に近い「小倉エリア駐車場」で年中無休24時間利用可能です。
普通車は1時間100円(24時間最大500円)となっています。
その他の第1から第4駐車場は無料ですが、利用時間は8時から22時までとなっていますのでご注意ください。
『鉄輪地獄地帯公園』について
『鉄輪地獄地帯公園』は、別府市の北部に位置し、温泉や地獄が点在する一帯にあります。
その重要な資源を周辺の自然とともに保全し、観光地としても優れた景観を提供できる区域として36.4ヘクタールを目的や立地が制限される特殊公園として昭和27年(1952年)に都市計画決定されました。
昭和54年(1979年)から公園整備に着手して以降、現在まで計画面積およそ8.3ヘクタールのうち5.7ヘクタールを供用開始し、芝生広場や遊具広場、森林浴のできる自然林や散策路を有した公園として子どもから高齢者まで多くの人に利用されています。
園内について
鉄輪地獄地帯公園には十万公園と展望公園という二つの付属公園があるほか、ドッグラン、飲食施設を併設したグランピング施設、芝生広場、防災研修所、防災備蓄倉庫があります。
まずは、看板「鉄輪地獄地帯公園マップ」があるエリアからご紹介していきます。
グランピング施設「グランシア別府鉄輪」
令和3年(2021年)に開設された、九州エリアでも希少な客室内温泉・地獄蒸し付グランピング施設「グランシア別府鉄輪」は、愛犬と泊まれることもあり県内外、また世界各国から多くの方が訪れています。
芝生広場
グランピング施設「グランシア別府鉄輪」の近くには、「芝生広場」があります。
管理された芝は美しく、晴れた日は特に気持ちが良いです。
遊具広場
さて続いては、芝生広場からグランピング施設を右手に遊歩道を下って行きます。
木陰の涼しい樹林地を過ぎて見えてきたのは、「遊具広場」です。
面白い形をしたものや長いものなど、3つの滑り台付き遊具がありました。
足ツボを刺激する健康器具もあったので、大人の皆さんは是非チャレンジしてみてください。
大型複合遊具広場
「遊具広場」を更に下へ行くと、遊具と別府湾が見えてきました。
こちらは「大型複合遊具広場」。その名の通り、大きなコンビネーション遊具が中央に鎮座しています。
複合大型遊具には、ボルダリングが楽しめる遊具や、ロープでできた網の上を歩く遊具がありました。
一つ一つよく見てみると、地獄の鬼や別府タワーが。別府市がモチーフになっているんですね。
「地獄湯めぐり案内図」もあり、8つの地獄を地図で勉強することができます。
この日は人があまりいなかったので、隙をみて私も別府タワーに登ってみることに。
別府タワーの上からは滑り台で降りられるようになっていました。
覗いてみると中々の長さと傾斜で、子どもも大人も楽しめそうです。
勿論景色も美しく、別府湾を眺望することができました。
大型複合遊具の他にも、ブランコやスタイダーなど様々な種類の遊具が設置されています。
エントランス広場
大型複合遊具広場の下には、国道500号線と面した公園の玄関口となる「エントランス広場」があります。
この日は風が強く見ることができなかったのですが、中央にある別府石からは1時間おきに「鉄輪湯けむり噴水」という鉄輪に立ち昇る湯けむりをイメージした噴水が上がるそうですので、タイミングが合えば見てみてくださいね。
みなさんも面白い遊具や樹林が影となった涼しい遊歩道で運動ができる『鉄輪地獄地帯公園』にお出かけしてみてはいかがでしょうか。