【12月5日から開催】メタバース空間で家族関係の悩みの相談会 新潟県三条市、メタバース役所の実証実験
8月、9月に実施したメタバース上での相談会の様子(画像提供:三条市)
新潟県三条市は12月5日〜11日(土・日曜日の7日と8日は除く)、家族関係の悩みを抱えている市内在住者を対象とした相談会を、メタバース空間内で開催する。開催時間は、9時〜17時。この取り組みでは、「メタバース役所」の実証実験も兼ねる。
三条市ではこれまでにも8月と9月に、大日本印刷株式会社が提供するサービスモデルを利用した「メタバース役所」の実証実験を実施。メタバース空間上でセミナーや交流会を開催したほか、子育て、介護、家計などに関する「何でも相談窓口」も開設してきた。
今回は、夫婦間の問題や親子間のトラブルなど、家族関係の内容に絞った相談会を開催。メタバース空間内で、専門相談員とAIアバターが相談に対応する。メタバース空間上ではアバターを使用するため、相談したい人も匿名で参加ができる。
三条市によると、相談員は公認心理士、キャリアコンサルタント、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP、保育士の資格を持ち、「配偶者との普段の会話や価値観の違いについての不安」、「家庭内での役割分担や考え方の違いによる葛藤と将来の心配」、「夫婦間での距離感や気持ちのすれ違いからくる悩み」、「反抗期を迎えた子どもに対する接し方についての悩み」などを相談できるという。
参加申し込みは、下記の三条市のwebサイトから。必要な環境など詳細についても、同サイトを参照。なお、AIアバターの実証実験も兼ねており、参加後はアンケートへの協力が必要となる。
【関連リンク】
三条市 「メタバース役所で家族関係の悩みを相談しませんか」