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サーフでの投げ釣りでキスにサヨリを手中【三重・吉崎海岸】サヨリは30cm級の良型

TSURINEWS

吉崎海岸で釣れたサヨリとキス(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

GWを過ぎて伊勢湾内でもキスの釣果が報告されるようになった。数は出ないかもしれないが、昨年行った三重県四日市の吉崎海岸へ釣行した。

吉崎海岸で投げキス釣行

5月中旬は午前11時ごろ自宅を出発。国道23号線は非常に渋滞しており、到着したのは午後2時。

吉崎海岸の様子(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

吉崎海岸は投げ釣りができるスペースがある程度の混み具合だ。風は弱く海面も穏やかな釣り日和。荷物を置いて準備を始めた。

当日のポイント(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

シロギスと1年ぶりの再開

午後2時30分ごろにスタート。時々ボラがライズしている。1投目、2投目と投げて誘いを掛けるがアタリはない。

まだ早いかもと思いながら探っていると小刻みな引きが。約1年ぶりのシロギスのアタリだ。追い食いさせて数を稼ぎたかったが、特有のブルブルという引きがうれしくてリールを素早く巻き上げる。回収すると15cmくらいのキスが掛かっていた。

シロギスは名前にシロとあるが、よく見るとパール色に輝く美しい魚だと改めて思う(1年ぶりなので余計美しく見えたのかも)。とにかくキャッチできて一安心といった感じだった。

本命シロギスゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

同じ位置に仕掛けを投入するとアタリがある。今度は追い食いを狙ったができなかった。追い食いするほど魚影は濃くないようだ。20分置きくらいに1匹といった感じで釣ることができた。

波打ち際でサヨリ発見

キスを釣っている間、波打ち際から20mくらい沖で細長い魚が跳ねた。もしかしてサヨリか?2週間前に大野漁港周辺で釣ったから、ここにいても不思議ではない。注意していると、やはりサヨリが跳ねている。

予備として持っていたサヨリ仕掛けにチェンジする。マキエサはないが、イシゴカイを付けて30mほど投げる。チェイスはあるが食わない。表層に波の航跡が残るくらいゆっくり引いて時々止める。この止めた瞬間に食ってきた。

投げる位置を少しずつ変えると、スレることなくアタリは続く。引きが強く少々重みを感じる。慎重に岸に寄せたのは30cmクラスの良型のサヨリだ。

これだけ型がいいと引きも重量感があり面白い。キス狙いでサヨリがいることが分かり、試しにやってみて良型サヨリをキャッチ。とても面白く感じた(自然は分からないものだ)。

良型サヨリをキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

サヨリは全て良型30cm級

こうなるとシロギス狙いは頭から完全に消えてサヨリに没頭。数がいるようでアタリは出たが、口が硬くバラしやすい。キャッチできたのは4匹でバラシは3匹。感覚的にはよくバラした。

サヨリは表層におり、ウキの動きから掛かったかどうか判断するが、波打ち際で掛かる場合、波が穏やかだとサヨリが掛かる瞬間を見ることができる。サヨリ釣りの特に面白いと感じる点で、とてもワクワクする。

サヨリは全て良型で30cm級(提供:刊つりニュース中部版APC・石川友久)

当日の釣果

午後6時半、まだ釣れるが納竿した。キスは吉崎海岸までいることが分かった。途中でターゲットを変更しなければツ抜けを達成できただろう。魚影は薄いので丁寧に誘う必要がある。

シロギスは一番大きいもので18cm(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

一方、サヨリも始めから狙っていれば5匹以上はキャッチできただろう。産卵を控えて型がよく引きが強いので、ハリスは0.8号より少し太めがいいかもしれない。

当日の釣果(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

<週刊つりニュース中部版APC・石川友久/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年6月7日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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