日本海の漁港エギングで秋イカ調査【京都府】短時間でアオリイカにモンゴウイカをキャッチ
今回の釣行は、ゲリラ豪雨と暴風が続いた日曜日と月曜日を経て、翌火曜日に実施しました。厳しい条件が予想される中、3号のエギを使用し、少しでも大きなサイズを狙って漁港での3時間釣行に挑みました。
当日の状況
曇り空に時折太陽が顔を出す天候で、向かい風でしたが、まだ釣りができる状況でした。しかし、大雨の影響で漁港内は濁りが入り、底が見えない状態で、ベイトも見当たりません。地元の方に話を聞くと、早朝にも豪雨が降り、水潮の影響を感じさせる状況でした。
使用したタックル
使用したタックルは7フィート台のエギングロッドに、2500番台のスピニングリール。ラインはPE0.8号で、リーダーはフロロ2.5号。エギはヤマシタの「エギ王K」と、フィッシングエイトオリジナルカラーの「ハリミツ墨族」3号を使用しました。
本命のアオリイカを手中
12時に漁港に到着。前述のように漁港内は濁りが強く、底が見えない状態です。そのため、エギは「エギ王K」のカクテルオレンジをチョイスします。背中がオレンジとピンクで視認性が高く、赤テープによって濁りの中でもシルエットがはっきりと出るためです。
まずは港内の堤防に向かってフルキャストし、フリーフォールで着底を確認。2段シャクリとダートを組み合わせて底付近を狙うと、早々にアオリイカをキャッチ。3週間前よりも大きく育ったサイズでしたが、活性が低いため単発のアタリと判断し、ポイントを移動しながら探ることにしました。
モンゴウイカを手中
漁港内は濁りがひどく、水面にはゴミも多い状態だったため、エギを赤テープから金テープの墨族オレンジに交換。沖のアマモ周辺を丁寧にシャクリ、カーブフォールで狙うと、モンゴウイカがヒット。サイズも大きく育っており、アマモ周辺にいることが確認できました。
その後、堤防の外向き深場を狙いましたが、新子イカばかり。食べ頃サイズのイカは深場にいると考え、堤防先端で再び「エギ王K」を使用して底を狙いました。着底から2段シャクリ、カーブフォールを繰り返すと、またもや単発のアタリ。
その後、何度かキャストしても反応がなく、先行者たちが帰ったので外向きの深場を狙いましたが、そこにも小さな新子ばかりが集まっていました。場所を移動しながら釣り続けましたが、次第に風が強くなり、外向きの沖の深場までキャストできなくなったため、15時に納竿しました。
釣り終了&振り返り
大荒れ直後の釣行で、予想通り厳しいコンディション。活性が低いため、確実に着底させて底メインの狙い方が重要でした。周囲は2号や2.5号のエギを使っていましたが、低活性時には3号のほうがシャクリ上げ過ぎず、安定して底を狙えるのでおすすめです。
日中の短時間釣行でしたが、濁りが落ち着けば、数釣りが期待できるでしょう。マヅメの時間帯や夜だともう少し数が取れると思います。
<田村昭人/TSURINEWSライター>