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大山街道沿い「ツクリバ」 シェア本棚がオープン 目指すは「地域の広場」 読書や趣味語る会も

タウンニュース

シェア本棚の棚主ら

川崎市高津区の大山街道沿いにあるコミュニティスペース「ツクリバ(二子)」で5月10日、地域住民が運営するシェア本棚「しんちの本棚」がプレオープンした。このスペースでは、本棚の棚主がおすすめの本を販売、貸出するほか、さまざまな取り組みも企画。今後は、本を通して住民同士の交流を促進する「地域の広場」となることを目指す。

シェア本棚とは、地域住民や特定コミュニティのメンバーなどが本を持ち寄り、共有して利用する本棚のこと。図書館より緩やかなルールで、さまざまな本を気軽に貸し借りできる。

棚主としてスペースを利用するためには、使用料を払う必要があるが「しんちの本棚」はプレオープン期間中であるため、参加費や場所代などはメンバー間で話し合っている最中だという。

趣味・関心を共有

本棚のオーナーにあたる「棚主」は、借り受けたスペースで「貸出用」「販売用」「閲覧用」のいずれかに分類して自分の本を並べ、利用者に貸し出したり、販売したり、店内で読んでもらうことができる。

また地域における広場としての役割を果たすべく「読書会」や「読み聞かせ会」さらには「映画を語る会」など、各自の趣味や関心に合わせ、さまざまなイベントの開催もできるという。

本に「出合いに来て」

同所でのシェア本棚の発起人を務める堀澤美佳さんは、ワークショップの企画・運営に取り組んでいる個人事業主。大の本好きでもある堀澤さんは、自身の趣味である本をツールに人が集まる場を作りたいと考え、ツクリバのオーナーで、地域のさまざまな取り組みにも関わっている木村憲司さんに自身で考案した企画について相談した。

企画の主旨に賛同した木村さんは「ツクリバ」のスペース利用を提案。シェア本棚の企画が始動し、さまざまな立場の参加者が集まった。

現在は7月までのプレオープン期間として10人の棚主でシェア本棚の運営を開始。並行して、6月からは第一期の棚主募集をスタートし、8月の正式オープンを目指す。

堀澤さんは「棚主が、それぞれの感性をもとに集めた本がいっぱい。素敵な出合いがしたい人におすすめです」と話し、棚主への応募や利用、来場を呼びかけている。

なお、「しんちの本棚」は不定休となっているため、オープン日については、公式SNSで確認を。問合せは、堀澤さんshinchinohondana@gmail.com。

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