能登半島地震からの復興をアピール!「SEA TO SUMMIT 2024」
カヤック、自転車、登山の3種目を通じて自然を体感するスポーツイベントSEA TO SUMMITが14日(日)に上越地域の3市を会場に開かれました。中継地点の直江津船見公園では、浜茶屋組合のスタッフが参加者におもてなしをしながら、能登半島地震からの復興をアピールしました。
SEA TO SUMMITは、海、里、山をカヤック、自転車、登山でたどりながら自然を体感し、自然について考えるスポーツイベントです。14日は北は山形県、南は山口県の20の都府県から、11才から76才までの男女、合わせて97人が参加しました。
参加者は、朝6時に糸魚川市の能生海水浴場をカヤックで出発し、筒石江南公園から自転車で41キロを走って妙高市の斐太北小学校へ。そのあと、鮫ヶ尾城跡の山頂まで2キロを登山します。
自転車の中継地点、船見公園ではなおえつ浜茶屋組合が今年1月1日に発生した能登半島地震からの復興と、発酵のまち上越をアピールしようと、味噌付きの冷やしキュウリでもてなしました。
なおえつ浜茶屋組合スタッフ
「地元のみそ2種類(丸久味噌、山本味噌)使っている。食べ比べてみて」
参加者
「疲れた体に塩味がおいしい。愛知から来た。みそ文化。全然違う感じがする。買って帰りたい」
参加者
「住まいが京都府舞鶴市。同じ日本海。(京都の海には)数センチの津波が来た。こちらの海もいい」
なおえつ浜茶屋組合 桑原尚二 組合長
「『発酵のまち上越」をPR。参加者に喜んでもらった。その上で『なおえつ海水浴場』の復興を皆さんにPRできた」
なおえつ海水浴場の浜茶屋は、能登半島地震で大きな被害を受けました。今月13日に海開きをしましたが、5軒のうち3軒がまだ建設中です。
なおえつ浜茶屋組合 桑原尚二 組合長
「ほっとしている。資材がなかったり工事の遅れがあるが、来週(20日)には、みんなオープンしたい。皆さんに声をかけてもらい、ありがたいと思っている」