各地で空前の人気を博す「佐藤健寿展 奇界 / 世界」が大分市美術館にて開催中!
2024年6月28日(金)から9月23日(月)まで、大分市美術館にて「佐藤健寿(けんじ)展 奇界/世界」が開催されています。
佐藤健寿氏は、これまで世界120カ国以上を巡り、各地のありとあらゆる"奇妙なもの"を対象に撮影を続けてきたフォトグラファー。
博物学的・美学的視点から撮影・記録されたされた佐藤氏の写真集『奇界遺産』シリーズは高い人気を誇りベストセラーに輝いています。
タイトルに使われる「奇界(きかい)」は佐藤氏が生み出した言葉で、自分たちにとっての"奇妙な世界"は、そこに暮らす人たちにとっては"日常的な世界"であり、普通という認識の境界を越えれば、どれも同じ大きな世界の中にあることから、展覧会の名前も『奇界/世界』という言葉を用いたのだそうです。
「佐藤健寿展 奇界/世界」では以下の2つのセクションに分類された作品と展示物を楽しむことができます。
【奇界セクション】
世界中に散らばる不思議な物語の数々を「居住」、「奇景」、「廃墟」、「宇宙」、「信仰」など12のテーマに分類し、本展のために書き下ろされた佐藤健寿氏の解説とともに紹介
【世界セクション】
2021年に刊行された写真集『世界』より、過去20年間で120カ国以上を巡った佐藤健寿氏の旅人としての“記憶”を切り取ったような作品を展示
【民俗資料】
ガーナのある村でつくられた全長3メートルにも及ぶ飛行機型の棺やブルガリアで行われる幸福と繁栄をもたらす奇祭に用いられる鬼の面など、佐藤健寿氏の写真作品に関連する民俗資料を展示
【各開催美術館の地域を撮り下ろした作品】
各開催美術館の地域において佐藤健寿氏が興味をもった対象を撮り下ろした新作を展示
テレビ番組や雑誌で取り上げられ話題となった作品の数々が迫力の大型プリントで会場に登場するほか、国外のみならず国内、また身近な大分県内の"奇界"を撮影した写真も数多く展示されるなど見どころが満載です。
また、展示作品は撮影禁止ですが、会場出口にはフォトスペースも用意されています。
写真集やクリアファイルなど、グッズの販売も行っていますのでお見逃しなく!
自分が生きる世界も、誰かにとっての"奇界"であることに気づく「佐藤健寿展 奇界/世界」は、2024年9月23日(月)まで。
みなさんも是非この機会に、大分市美術館で佐藤健寿氏が境界から撮影した奇界/世界をお楽しみください!
【会場】 大分市美術館
【会期】 2024年6月28日(金)~9月23日(月)
【休館日】 7月8日/7月16日/7月17日/9月9日/9月17日
【開館時間】 10:00~18:00(最終入館は17:30まで)
【観覧料】 一般1200円(1000円)/高校生・大学生900円(700円)/中学生以下無料
*( )内は前売および20名以上の団体
*小学生以下保護者同伴(高校生以上の保護者1名につき4名まで)
*手帳(身体障害者/療育/精神障害者保健福祉)提示者及び介護者1名無料