【セブンイレブン】発売のたびに爆売れする「Dole アサイーボウル」にマンゴーが加わって再販中なので初めて食べてみた
地域限定の先行販売では即完売、満を持して全国のセブンイレブンで展開された「Dole アサイーボウル」。豊富な栄養価から “スーパーフルーツ” とも呼ばれるアサイーのスイーツだ。この夏「Dole マンゴーボウル」も加わって数量限定販売中。
カフェなんかでも近ごろ頻繁に目にするアサイーボウル。なんとなく「すごそう」「身体によさそう」というイメージはあるが、ぶっちゃけ何がそんなに人気なのだろうか。近所のセブンで買えるとなれば、初体験してみるほかない。
・「Dole アサイーボウル」(税込497円)
「Dole アサイーボウル」「Dole マンゴーボウル」はともに店内の冷凍ケースに並んでいた。価格はワンコインにこだわったという税込497円。
一人用のカップサイズになっており、自宅での保管も冷凍庫で行う。食べる際には自然解凍でもいいけれど、レンチンで手早く用意もできる。
室温で約30分とあったが、冷房の効いた筆者の室内環境では30分後もまだシンカンセンスゴイカタイアイスの質感で、1時間近く経ったらスプーンがささるようになった。もし夏に屋外で持ち歩くなどの場合は、ちょうどオフィス到着時に食べ頃かもしれない。
グラノーラは別添え。個包装のおかげで湿気らないのがいい。
上半分には冷凍のバナナ、ストロベリー、ブルーベリーがごろごろと載っている。彩り豊かで贅沢感がある。
食べる直前にグラノーラをトッピングする。本体は砂糖不使用だけれど、グラノーラは砂糖入りなのでお好みで。コンビニで買えるナッツ、ハチミツ、チョコ菓子をかけるなどの公式アレンジレシピもあり。
フルーツ部分はボリュームたっぷり。冷凍なんだけれど生のフレッシュ感があり、めちゃくちゃ「果物を食べた!」という気になる。この惜しみないボリュームは、さすがフルーツの大家Dole!
後載せのグラノーラも美味しい! というのも穀物そのままではなく、「ライ麦パフ」や「ライスパフ」になっていて、お菓子のようなサクサクの食感なのだ。
スムージー部分はアサイーの濃褐色。最初はシャーベットみたいなシャリシャリ感、溶けてくるとペースト状になり、アイスのようなゼリーのような不思議な食感が舌に広がる。
例えるなら、めちゃくちゃ具だくさんの贅沢アイスという感じで、涼やかだし食べ応えもある。意外にお腹いっぱいになるけれど、甘いものを食べすぎたときのようなムカムカとは無縁。清涼感がすごい!
「○○ダイエット」みたいな一種の流行りかと思っていたけど違う。これ単純に美味しいから売れたんだわ!
近年の異常気象や物価高で、生の野菜や果物は高級品になりつつある。筆者も買い物ではジャガイモとかタマネギとか「腹がふくれる」もの優先で、サラダ野菜やフルーツは特別なときの贅沢品という感覚だ。でもこれなら、手軽に何種類ものフルーツを食べられる。朝食にもおやつにもよさそう。
・「Doleマンゴーボウル」(税込497円)
先行して人気を博しているアサイーに加わったのが、新商品「Doleマンゴーボウル」だ。
ストロベリー・ブルーベリー・バナナの3種の冷凍フルーツのほか、グラノーラが別添えになっているのは同じ。
アサイーも同様だが、使われているバナナは「もったいないバナナ」と名づけられた規格外品だそう。食べられるのに見た目などで廃棄されるバナナを使っており、フードロスにも貢献しているという。
アルフォンソマンゴーの濃厚な甘さが口いっぱいに広がる。芳醇でコクのあるマンゴーと、爽やかな酸味のベリー類がベストマッチ。
ただ、これは偏愛もあるのだが、筆者は生のマンゴー特有の “ぬめり” や “えぐみ” も好き。トロリとした食感もマンゴーの魅力のひとつだと思うので、アサイーのほうが「買い」だと思った。
逆に、マンゴーの果肉のぬるぬる感が苦手な人などにはぴったり。渋みもないし、マンゴーの長所だけを抽出した味になっている。
・いずれも数量限定
いずれも数量限定で、ほどなく終売となることが予想される。生食感のフルーツがごろごろと贅沢に食べられる、コンビニスイーツとしては新機軸ではないだろうか。
手ごろなワンコイン&ワンカップグルメで気分も一新。いつものコンビニランチがレベルアップするオシャレさもある。どうせなら暑さのなかでシャリシャリと食べたい!
参考リンク:Dole特設サイト、PR TIMES
執筆:冨樫さや
Photo:RocketNews24.