子育てと仕事の両立、つらくないですか?
●11月25日は「OLの日」
1963年(昭和38年)11月25日に、女性週刊誌「女性自身」の11月25日号が発売され、同誌の中で初めて「OL(office lady)」という言葉が登場しました。誌面で一般募集をした中から「OL」という言葉が選ばれたそうです。これにちなみ、OLネットワークシステムが「OLの日」として記念日に制定しました。
精神的&体力的にも負担は大きい?
産休・育休を経て職場復帰するママや、退職して出産後に再就職するママ。
でも、職場をしばらく離れていると勘を取り戻せるか?子育てと仕事の両立ができるか?仕事をはじめるにあたり不安が募ります。
「出産で退職しましたが、家計のこともあり週4~5で再就職を考えています。でも、体力的にも精神的にも子育てと仕事の両方をこなす自信がなくて…。働くママ、つらくないですか?」
口コミサイト『ウィメンズパーク』にも、こんなコメントが寄せられていました。
パパも家事・育児はするものだけど、やっぱり働くママは、つらい?
「週5フルタイム、残業あり。朝食や出勤準備で朝は4時に起き。寝る時間もなくてほんとにキツい。でも、これからお金も必要になると考えると、子どもが小学校にあがったら楽になるはずと割り切っています」
「子ども4人でフルタイム、つらいです。自分の時間がない! 生後6カ月の赤ちゃんとまだいたい! 家が散らかり放題! 産後うつにならないか、自分で心配しながら働いてます」
「働くと自分の時間がないけど、お金で解決できる部分があるので、介護や料理など嫌なことや苦手なことをやらないですむとも言えます。どこで割り切るかでつらさは軽減されると思います」
働くママのストレスと過労働はハンパないようです。ある程度の覚悟は必要に…。
でも、働くことのメリットも。
「有休とれたら平日に自由時間を持つこともできるようになるし、私は仕事してからのほうが楽だなあと感じてます。育休で家にいる時のほうがつらかった」
「フルタイム正社員で4人目妊娠中。家事は大変ですが、仕事がむしろ息抜きに。ランチは外食、外勤なので夜の買い物もしちゃったり」
「週5のフルタイムで働いてます。朝はキッチンでトーストを10分以内に立ち食い、夜は子どもに食べさせつつ、自分のご飯は早食いか、食べてる間がなくダラダラ食い。味わってられない。朝はバタバタだけど、仕事に行っちゃえばむしろその時間が自分の時間。子どもの心配をしなくていいし、精神的に楽かな」
「仕事はキツイけど、子どもと離れる時間があるからこそ、一緒の時間が大切に思え、笑顔で子どもに接することができています」
時間的には厳しくても、気持ちを切り替えられる精神的な余裕があると子育てにも良い影響があるようですね。
ほんの1時間の昼休憩でも、通勤電車で好きな曲を聴くだけでも、心置きなく自分だけの時間が持てるのも働くママの特権。
それでも、仕事が終われば、時間に追われる怒涛の子育ては待っています。
「帰宅後はまさに時間との勝負。土日におかずを作り置きして冷凍したり、食洗機や洗濯乾燥機を活用して、なんとか人としての生活を保っています」
「仕事が忙しい時期は超テキトーです。夕飯は冷凍うどんとコロッケでしのぎます(笑)」
手抜き家事や手抜き育児をすると、親として罪悪感を持つこともある。だけど、頑張りすぎると笑顔ではいられません。
働くママも働くパパも、上手に手抜きをして、上手に息抜きすることで、いい育児ができるようになるのでしょうね。
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。