ポートタワーの横にできた『KOBE KO-山』にのぼってみた。日本一低い山?
海のすぐ近くに、神戸で一番登りやすい「山」が誕生してます。神戸市中央区波止場町5
『KOBE KO-山』ができたのは、ポートタワーの横の芝生広場で、以前は「中突堤中央ビル南館」があった場所です。
「山開き」が行われたのは2024年9月20日(金)で、オープニングセレモニーなども行われました。
山は2段になっていて、ちょっと上った後、少し急になる形。標高は「1m」です。
「山頂標識」に『KOBE KO-山』と書かれています。フリガナはありませんが、新聞などでは「こうべこーやま」ってなってました。
大人の女性の足で8歩、3秒くらいで頂上に到達しました。
ちょっとした盛り土ともいえるこの「山」、ほんとに山って言っていいのか?と疑問に思う人も多いかもしれません。
国の「地図作成機関」である国土地理院で調べてみると、「山の定義」というものはなく「地面の高さが標高○○m以上」とか「地面の傾斜が○○度以上」という設定はないとされてます。
日本で最も高い山は「富士山」ですが、「一番低い山の把握はしてない」そうなので、大阪の「天保山(4.5m)」や徳島の「弁天山(6.1m)」宮城の「日和山(3m)」など、「日本一低い山」としてPRしている自治体がたくさんあるわけです。
『KOBE KO-山』は、「神戸最低峰」と控えめに謳っていますが、この際「日本一」と言っちゃってもいいんじゃないか?という気もします。
ただ、この山は再整備を進める途中に「期間限定」で作られたものなので、このまま控えめでいくのかもしれませんね。
ちなみに、『KOBE KO-山』に寝転んでポートタワーを見上げるとこんな感じ。いいアングルです。
お出かけしやすい季節ですし、海を見て、山の上でポートタワーを見上げて、港でのんびりの過ごすのもいいんじゃないでしょうか。