密閉された段ボール箱から『隻眼の白猫を救出』…お世話した結果"まさかの特技"判明に3万8000再生「思わず吹いたw」「猫ちゃんに幸あれ!」
YouTubeチャンネル「にゃんだふるらいふ喜界島」に、置き去りにされた猫さんを保護する様子が投稿されました。
執筆時点で3万8千回以上再生されているこちらの投稿には「段ボール箱に閉じ込められて捨てられていたというのに、悲愴感が全くない」「新しい未来を掴んだ猫ちゃんと主様に幸あれ」「保護して頂きありがとうございます」等、視聴者からのコメントが多く寄せられています。
鹿児島県は奄美群島内に位置する喜界島(きかいじま)
喜界島は、鹿児島県と沖縄県の間に位置する、人口約6500人の小さな島。この島は近年、「猫まみれの島」としてテレビで紹介されるほど猫の多い島として有名となっており、その理由は、人口の減少に伴う飼い猫の遺棄の増加と、去勢・避妊手術のできる動物病院がないことであるそうです。
投稿主さん一家は、この喜界島で、猫の保護活動とTNR活動を行っています。
※TNR=捕獲(Trap)・不妊去勢手術(Neuter)・元の場所へ戻す(Return)
ある日、投稿主さんのもとに入った驚愕の連絡
ある日、「段ボールに入れられて捨てられている猫がいるので預かってほしい」という連絡を受けた投稿主さん。
急いで駆け付け、ポインテッドの雄の猫さんを保護。酷いことに、段ボールの上側はガムテープで止められていたそうです。
一体、誰がこんなことをするのか・・・。
連れて帰り、早速ごはんを与えると、おなかが空いていたのか一生懸命食べてくれる猫さん。
まったく凶暴性もないこの猫さん、美しいブルーの瞳がひとつ失われていました。先天性だったのか、カラスにやられたのかは誰もわかりません。
この猫さんは、実はしゃべる猫だった!
保護をしてわかったのは、この猫さんは相当なおしゃべり猫さんであるということ。食べている間、ひたすら「うにゃうにゃうにゃ」「うまうま」とおしゃべりを続けます。
名前は、独眼竜政宗にちなんで、「政宗」くんになりました。
病院のない喜界島では検査も去勢手術もできないため、船で隣の島まで行くことになりました。
人懐こく、やさしい性格の政宗くん。こんなに可愛い子を棄てた人がいるなんて、本当に信じられません・・・。
幸運をつかんだ政宗くんは、しばらくシェルターで暮らし、今では優しい里親さんに引き取られたそうです。
投稿には政宗くんに対するあたたかなコメントのほか、「出られないようガムテープで塞ぐなんて酷い。見付けて貰えて良かった」「ここまで育てていて捨てるなんて立派に犯罪ですからね!」「こんなにかわいい子を捨てるなんて️許せない️!同じ人間とは思えない」等、遺棄をした人に対する怒りのコメントも多く寄せられています。
1万人以上の登録者を誇るYouTubeチャンネル「にゃんだふるらいふ喜界島」では、喜界島の野良猫事情の改善を喚起するための活動を行う投稿主さんの様子をご覧いただけます。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「にゃんだふるらいふ喜界島」さま
執筆:クレア
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております