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キャプテン翼に影響を受けた清水エスパルスの選手が高橋陽一先生にメッセージ!乾貴士「スペインでもすごい人気だった」

アットエス

SBSラジオの静岡サッカー熱血応援番組「ヒデとキトーのFooTALK!」に、人気サッカー漫画キャプテン翼の作者高橋陽一先生をお招きし、オンラインで話を聞きました。キャプテン翼に絶大な影響を受けてきた清水エスパルスの選手たちも登場します!聞き手はパーソナリティのペナルティ・ヒデさんと鬼頭里枝さん。

鬼頭:43年前に始まった人気漫画キャプテン翼が連載を終了しました。キャプテン翼で育ったという現役Jリーガーは大勢いらっしゃいますよね。

ヒデ:みんなそうだと思いますよ。

鬼頭:番組スタッフが清水エスパルスの練習場にお邪魔して、キャプテン翼に影響を受けてきた選手3人にインタビューしてきました。高橋先生も一緒にお聞きください。

1人目は元日本代表ゴールキーパーの権田修一選手です。

【権田修一選手の話】
ー高橋先生へ一言お願いします。
「高橋先生、お疲れ様でした。僕は小学校2年生か3年生ぐらいの時にキャプテン翼のワールドユース編で、翼がサンパウロに移籍したあたりを見ていました。サッカーのアニメや漫画と初めて出合って、薄い紙で写し絵みたいなことをずっとやっていたり。キャプテン翼は本当に子供の頃から好きでした。僕は単行本派で、僕の中ではまだ終わっていないので結末を本当に楽しみにしています」

ー権田選手は高橋先生ともご面識があるそうで、最近はお会いしましたか。
「今年は一度、一緒にパデルというスポーツをやりました。僕の中では、高橋先生は寡黙であまりたくさん話すイメージはないんですけど、一言一言会話できること自体が僕からしたらすごく幸せなことなので、またご一緒できたらうれしいなと思います」

鬼頭:さて2人目、エスパルス吉田豊選手のインタビューをお聞きください。

【吉田豊選手の話】
ー高橋先生にメッセージを。
「本当にお疲れさまでした。今、息子3人がキャプテン翼にすごいハマってます。車のDVDでも家でもずっと見ていて、僕も懐かしみながら見てますけど、やっぱり面白いですね。ワクワクもありますし、サッカーをやりたくなりますよね。僕だけじゃなくて、日本だけじゃなくて、世界中から注目されて、僕たちよりもっと上の世代から、ずっーと今まで注目されてきて。サッカー好きの少年少女たちが見てた漫画アニメだったので、本当に残念な気持ちはあります。でも、今までのものは全部残ってるので、今の子どもたちにも見てほしいなと思います」

ヒデ:本当にその通りですね。何世代に渡って見られるんだろうっていう漫画を作っちゃいましたよね。選手たちがみんな見て、漫画のプレーを真似して育って。漫画の世界のテクニックもあるけども、それだけじゃない。精神面だったり根性論だったり、友情とか協調性とか、そういったものもやっぱり受け継がれていくのよ。

鬼頭:吉田選手は親子2代で。先生、やっぱりうれしいですよね。

高橋:うれしいですね。今、私が代表をしている南葛SCの風間八宏監督は、お孫さんも今ハマってて親子3代で見てくれていますね。

鬼頭:最後はエスパルス乾貴士選手のインタビューです。

【乾貴士選手の話】
ーキャプテン翼の中で好きな選手は?
「僕は岬君が好きでしたね。キャプテン翼は原点。サッカーを始めた誰もが好きになるアニメでした。陽一先生とも何度かお会いして対談もしたこともあって、いろいろなことをお聞きしました」

ー高橋先生にメッセージをお願いします。
「本当にもうお疲れ様でしたとしか言えないです。僕はスペインにもいましたが、スペインでもやっぱりキャプテン翼はすごい人気でした。高橋先生に1回スペインにも来てもらったことがあります。その時にグッズをいただいたんですけど、それをチームバスに持ってったら、もうチームメートが取り合いして、全部なくなって。その時にキャプテン翼のすごさがあらためて分かりましたね」

ヒデ:すっごい同感です。僕はスペインで「高橋先生とお会いしたことがある」って言ったら「嘘つけ、お前が会えるわけないだろ」って言われました。

それにしても、高橋先生の影響ってこういうことなんです。だって、やっぱり乾選手は岬君っぽいですもんね。

高橋:そうですね。

ヒデ:翼君じゃない。そこなのよ。漫画を見てプレーを真似するっていう。だから、キャプテン翼は教科書なんだよ。

南葛SCの目標は?

鬼頭:高橋先生は関東サッカーリーグ1部、南葛SCの代表もされています。こちらのチームについても話を聞きましょう。

ヒデ:あの「南葛SC」が実際にできあがったんですよ。夢をそのまま実現しちゃったっていうか。

鬼頭:先生、今のチーム状況は?

高橋:出だしは良かったんですけど、ここ最近はあんまり良いサッカーができてなくて。気合を入れ直して、ここからが勝負かなとは思っています。

鬼頭:実際の試合を作品に生かすことはあるんですか。

高橋:試合を見てるときは、ないですね。もう漫画のことは忘れて、「勝ってくれー」という感じで。

鬼頭:南葛SCの近いところの目標を聞かせてください。

高橋:まだ今シーズン序盤なので、ここから関東1部リーグ優勝を目指して、JFL(日本フットボールリーグ)に上がれればいいなと思っています。簡単ではないのも分かっているので、1試合1試合の積み重ねを大切にしていきたいですね。

続きはWEBサイト「キャプテン翼WORLD」で

ヒデ:先生ご自身のビジョンは?

高橋:ペン入れをしていない、ネームという下絵のものを「キャプテン翼WORLD」というWEBサイトで連載していきます。今までよりも早く、キャプテン翼のストーリーをお伝えすることはできるのかなと思っています。

鬼頭:先生、やっぱりキャプテン翼の今後のストーリーが全員気になっていると思います。

ヒデ:それは駄目です。それ聞いちゃったらこれから何にも楽しくなくなっちゃう。もうずっと読み続けないと。

鬼頭:やっぱり日本代表と一緒で、最後はワールドカップで優勝してほしい!先生はどこまで頭の中に…。

ヒデ:だから先ほど言ったでしょ。駄目です(笑)最後にリスナーにメッセージをお願いします。

高橋:キャプテン翼の物語はまだ続いていきますので、楽しみにしていてください!

>>>連載は終了してもキャプテン翼は終わらない!作者高橋陽一さんに聞いた「リアル翼君、誰ですか?」

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