Yahoo! JAPAN

新キャプテン・アメリカ、サム・ウィルソンは超人血清を打たないのか? アンソニー・マッキー「投与しないことが重要」

THE

第二次世界大戦のさなか、スティーブ・ロジャースは“スーパーソルジャー計画”に抜擢され、超人血清を投与されてキャプテン・アメリカとなった。超人的な身体能力と、内なる善の力を覚醒させたのだ。

対して、スティーブからキャプテン・アメリカのバトンを受け取ったサム・ウィルソンはごく普通の男だ。(2014)の初登場時、元軍人であるサムは傷ついた帰還兵のケアやサポートを仕事にしていた。その後もひとりの常人として、サムは戦いに身を投じ、葛藤の末にキャプテン・アメリカの盾を手にしたのである。

では今後、サムがスティーブと同じように超人血清を投与することはありうるか──。映画での初戦を控えた今、演じるアンソニー・マッキーが米にて語った答えは“ノー”だった。

「サムは等身大のキャプテン・アメリカです。普通の男がリーダーとしてのポジションに就いたということには、誰もが共感でき、自分を重ねられるはず。だから、血清を投与しないことが重要なんですよ。もしも投与してしまえば、“誰でもキャプテン・アメリカになれる”という可能性から外れてしまうから。」

© 2024 MARVEL.

© 2024 MARVEL.

以前にもマッキーは、“2代目キャプテン・アメリカ”は「誰にとっても友人」だと。腕力よりも頭脳、拳よりも知恵を使うスーパーヒーローなのだと。「血清があれば、誰とでも戦えます。血清がないのなら、賢く戦わなければいけないし、敵を倒す様々な方法を考えなくてはいけません」。

超人血清のかわりにサムをサポートするのは、ワカンダの最新テクノロジーだ。ウイングスーツには同国の技術に支えられたがいくつも用意されているとみられる。

なお「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)では、サムと同じ黒人のイザイア・ブラッドリーが、かつて秘密裏に超人血清実験の対象となっていたことが、実在の歴史的悲劇を参照するかたちで。で黒人への超人血清投与を描くには、この出来事を再び解釈し、乗り越える必要もありそうだ。

映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は2025年2月14日(金)全国劇場公開。

Source:

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. HAPPY CREATORS、バレンタインデーをテーマにした新曲「ばれたい..!」MV公開!

    Pop’n’Roll
  2. 【泊まれるスーパー銭湯】東京ドームシティの天然温泉「スパ・ラクーア」に泊まってみた

    ロケットニュース24
  3. 【防犯講演3大ツアー】ベテラン迷惑メール評論家の私が闇バイトやネット犯罪に対する「防犯講演」をやる意味

    ロケットニュース24
  4. レストランシアター「よしもと 道頓堀シアター」オープンへ 休日は寄席も

    OSAKA STYLE
  5. 野菜が高いので肉を食おうと「いきなりステーキ」に行ったら “ちょうどいいの” がある → 2日続けて食べたら「は?」となった

    ロケットニュース24
  6. ゼロ年代を代表する青春映画「ゴースト・ワールド」、最後の劇場上映が開始

    タイムアウト東京
  7. 【最下層の踊り子から皇后へ】東ローマ帝国を救った「伝説の女帝」テオドラ

    草の実堂
  8. 3,500株のニホンズイセンが見頃に!淀川河川公園の「スイセン花壇」

    PrettyOnline
  9. 淡路島「waSTEP AWAJISHIMA」で、チョコレートの当たる『ガチャ』が回せるみたい

    神戸ジャーナル
  10. 【DEAN&DELUCA】一度食べたらハマる美味しさ…!人気の「個性派チョコ」が超おすすめ&バレンタインにもピッタリだった◎《実食レビュー》

    ウレぴあ総研